大好きなゲームキャラにもなれる 筋トレに目覚めた元留学生「今は遊ぶよりも体を鍛えたい」




愛するキャラクターに変身するため、そして“推し”へのリスペクトを込め、コスプレイヤーたちは日々自らの肉体を鍛えている。今回はコスプレイベントで出会った筋肉自慢のレイヤーさんを直撃し、体づくりやコスプレへの思いを聞いた。今回登場するのは中国から日本を訪れ、トレーニングに絶賛ハマり中だというエレンさん。

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筋肉があると自信をもってコスプレできる

――今回は何のキャラクターのコスプレでしょうか?

「『レジェンド・オブ・レイキュア』(ゲーム)に出てくるヨネというキャラクターをやってみました。ゲームが大好きなので、キャラになりきれるのは楽しいです」

――筋肉が目を惹きますが、以前から鍛えていたんですか?

「約1年前から鍛え始めました。留学中は学校とアルバイト以外にこれといったやることがなかったので、家で自重トレーニングを始めたんです。就職して東京に来てから、いろいろなジムがあったので入会してみようと思い、筋トレに力を入れるようになりました。最初は何か目的があったわけではなくて、暇つぶしの感覚で鍛え始めました」

――海外から留学でいらしていたんですね。

「はい。中国から来ました。最初は交換留学で日本に来て、1年半くらい勉強してそのまま就職して、日本に残った形ですね」

――筋トレにも徐々にのめり込んでいった形ですか。

「はい。最近は完全に筋トレにハマって、仕事以外でいうと今は遊ぶより体を鍛えたいですね。ジムにも週5回通っています」

――コスプレは日本に来る前からやっていましたか?

「以前はコスプレイベントに行ったことはありませんでしたが、中国にいた時からアニメとか日本の文化が好きでした。日本に来てから初めて、友だちと一緒にイベントに行くようになりました。

――鍛えた体をコスプレに活かしたいという思いはありましたか。

「初めはそういう思いはなかったのですが、鍛えていくうちに、筋肉がつけばコスプレできるキャラクターも増えていくのではと思って、筋肉を活かしたコスプレを考えるようになりました。筋トレをしていないと、筋肉系のキャラをするときに筋肉スーツをつけないといけないですが、日頃から鍛えていればそういうものはいらないので、自信をもってコスプレできます」

――最後に今後の目標をお願いします。

「今年の夏コミケでは、ゲーム『崩壊スターレイル』のモーディスというキャラのコスプレをやりたいと思っています。あとは、5年以内にボディコンテストに出たいですね。これからも筋トレを続けていきたいと思います」

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