「自己肯定感を上げたい」仕事とトレーニングの両立に取り組んだ27歳、美ボディ大会初挑戦で得た自信




健康的な肉体美を競う「BEST BODY JAPAN」(ベストボディジャパン/BBJ)の千葉大会が4月13日、千葉市民会館で開催され、モデルジャパン部門ガールズクラス(18 歳~29歳)で小倉怜奈が準グランプリに輝いた。

【フォト】BBJ日本大会2023を振り返る~モデルジャパン部門女子~

小倉は大会を振り返り「初めての出場だったので、とにかく楽しもうという気持ちでした。あっという間に終わってしまった感覚ですね」と回想する。優勝こそあと一歩で逃したが、堂々としたステージングからは日々の積み上げが垣間見えた。

大会出場を決めた理由については「自己肯定感を上げたいと思ったんです。こういうふうに公の舞台に出ることが今までなかったので、自信につながると思って挑戦しました」とコメント。「目標がベストボディジャパン出場だったので、1年前からパーソナルトレーニングに通い始めて、1年かけて体をつくっていきました」と努力を重ねた。

ウェルネスをテーマに活動する社団法人の理事を務めている小倉。コンテストに向けて己を磨くことは、自分のためだけのチャレンジではなかった。「法人の上層部という意味でも自信をつけたい気持ちがあったのと、傘下に入ってくださった方々にも勇気を与えられる存在になれればと思いました」と大きな一歩を踏み出した。

多忙な日々の中にトレーニングを組み込むことに苦戦はしたものの、パーソナルトレーナーと支え合ったり、自宅にウエイトトレーニングの器具を置き、スキマ時間でも鍛えられるように環境を整えたりと工夫を凝らした。大会挑戦を通じて美ボディと自信を手に入れた小倉は、今後もチャレンジを継続していく。

「ボディコンテストって楽しいなと感じたので、今後も挑戦していきたいと思います。他の大会にも興味があるので、これからもボディメイクを続けていきたいです」

取材・文・写真/森本雄大