「40代になって自分の体や内面をレベルアップさせたいと思った時、ベストボディジャパンの理念がぴったりだなと思ったので、挑戦してみようと思いました」
そう晴れやかな表情で語るのは、約20年というモデルのキャリアを持つMAO(43)だ。スラリとした長身に引き締まった美ボディを見せた彼女だが、かつての体については「もともとすごく細かったんですけど、体脂肪率を測ると26%とかあったりして、スキニーファットというか服に隠れてる部分がだらしなかったりしました。ちゃんと今は全身自信を持てる体になりました」と振り返る。
【フォト】BBJ日本大会2023を振り返る~モデルジャパン部門女子~
去年から始めたコンテスト出場は、ボディメイクにおいて良き目標になったようだ。トレーナーのアドバイスを受けPFCバランスを管理した食事を徹底し、しっかり食べつつトレーニングする生活を継続。大会に合わせてマイルストーンを細かく設定し、食事管理や筋トレに取り組んだ成果が表われた。
「たとえば大会を区切りにしてここまでにこれくらい減らして…といった計画が立てやすいので、そういった自己管理が仕事にも活きました。人前に立つ目標ができたことでより気合いが入って、ボディメイクの成果が出るようになりました」
今後の目標については大会成績よりも自身の内面にフォーカス。美を生業とする彼女はまだまだ己を磨き続けていく。
「メンタル面の弱さを克服したいですね。昔から結構、緊張しがちだったり自信が持てなかったりするので、コンテスト出場はすごくいい機会だと感じています。本当は今後の目標は日本一と言いたいところですが、まずはメンタルを強くすることから始めたいです」
取材・文・写真/森本雄大