5月3日(土)、東京・北とぴあにて東京ボディビル・フィットネス連盟主催「第33回東京ノービスボディビル選手権大会」が開催された。激戦区・東京での戦いが盛り上がりを見せる中、筋肉芸人であるリボルバー・ヘッド(本名:小林雄士郎、吉本興業所属)がミスター70kg以下級で2位に輝いた。
昨年10月には第2回ジュラシックカップに出場し、ノービスクラス(JBBFの大会初出場の選手がエントリー可)で6位と爪跡を残した。そこからはさらなる成績アップに向け、肉体改造に励んできたと言う。
「ジュラシックカップの結果には、終わってすぐは満足感とかやり切った気持ちがあったんですけど、少し経つと『もっとできたんじゃないか』とか、悔しい気持ちが湧いてきました。東京ノービスに向けては脚のトレーニングの量を倍にしたり、肩と腕を鍛える日を1日増やしたりしました。体重も増やせるように食事も気を付けて摂って、今日に向けて調整を進めてきました」
彼がトレーナーを務めるクリスタルジムには、大会での活躍を見て訪れたクライアントもいると言う。そんな好循環が生まれる中だが、お笑いにおいては成績うなぎ上りとはいかないようだ。
「1月、2月に『ラヴィット!』に出させていただいたんですけど、滑りすぎて炎上してしまいまして。野田(クリスタル)さんには『ウケてトレンド入りはあるけど滑ってトレンド入りはなかなかないよ』と言われたくらいでした。滑って悔しかったのでジムに行って、その悔しさを脚トレにぶつけました」
以前のインタビューでは「ジムに行くと滑っても0に戻れる」とメンタルへの効果を語っていたリボルバー・ヘッド。その通りのリセット術で筋肉を研ぎ澄ませ、激戦区での好成績につなげた。今後もお笑い界で奮闘しつつ、コンテストでもさらなる高みを目指す。
「6月の東京クラス別選手権に出ようと思っているので、それに向けてトレーニングをしていきます。10月のジュラシックカップにもできれば出場したいと思っています。出るならオープンクラスだと思っていて、優勝目指してがんばります。今後も自分が納得できるくらいのトレーニングを積んでいきます!」
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