製造業に従事する35歳パパ「できる時にやるスタイル」で筋肉美を造形 5歳の娘と夢のステージに立つ




ボディコンテストは競技志向で上を目指す選手はもちろん、体づくりを楽しみたいビギナーにも門戸が開かれている。“夏が一番似合う男性・女性を決める”がテーマのSUMMER STYLE AWARD(サマスタ/SSA)も、ビギナー向けのカテゴリーが充実する団体のひとつだ。

【フォト】親子で立てるコンテストの舞台 ほっこりポージングも光る

そんな中、三鷹市公会堂で開催された「SPRING CUP予選&ROOKIE CHALLENGE CUP SPRING予選」(4月19日)において、親子で参戦できる「親子モデル部門」を制したのが磯公二、澪璃親子だ。ステージで見せたポージングは日々の練習の結晶であり、見事に優勝を獲得。初挑戦となる娘の舞台度胸も光った。

大会後に父・公二は「私は子どもと一緒に出るのが夢だったので、夢が叶えられてよかったです」と万感の思いを語ってくれた。彼自身、20代から始めたトレーニングを35歳になった今も継続。ボディメイクを通じて自己肯定感が上がったと振り返る。製造業に従事する日々の中では重量物を持つこともあるが、日常的に鍛えているため苦にならないと言う。

優勝をはたし、副賞のお菓子BOXもゲットした

親子でのステージについては自身のデビュー団体でもあるサマスタで、ついに念願が叶った形だ。筋肉のカットを出すために脂肪を落とす減量も必要となったが、家族の支えもあって大会本番までの調整を完遂した。

「子どもが産まれてからは、以前のように時間を自由に使えるわけではないですけど、できる時にやるスタンスでトレーニングを続けています。見てくださったみなさんもかっこいいと言ってくれたので、娘にとっても成長できた日になったと思います」

トレーニングを続けたからこそ実現した、親子でステージに立つ夢。今後は「絞りをもっと極めていきたいと思います」と力を込めた。娘も歳を重ねていき、互いに成長した姿でふたたび舞台に立つ日も遠くないのかもしれない。

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