32歳OLが臨んだ初めてのコンテスト 食事・姿勢改善に注力でつくったレギンス美ボディ




ボディコンテストに出るのはいわゆる“筋トレガチ勢”であり、初心者にはハードルが高い印象を抱く人もいるだろう。しかし、実際は多くのビギナー向けカテゴリーが設けられており、レベルに合わせたステージを楽しむことができる。

【フォト】初コンテストに向けて磨いたレギンス美ボディ

東京・北とぴあにて行なわれた「第33回東京ノービスボディビル選手権大会」(東京ボディビル・フィットネス連盟主催、5月3日開催)にて、ビギナーズフィットネス158cm超級で準優勝に輝いたS.Nさん(32歳)も、この日念願の大会デビューをはたした。

ビギナーズフィットネスは女性競技の初心者向けカテゴリー。トレーニングにより健康的にシェイプアップされた体型を評価し、衣装はブラトップとレギンス。肉体美はもちろん姿勢や笑顔なども評価対象になる。準備が比較的容易であることから、ステージに立つ喜びを味わえる部門として人気を集めている。

「今回が初めての大会でした。緊張するかと思ったんですけど、すごく楽しかったです。時期がちょうどよかったのと、ジムの仲間からこのカテゴリーを薦めてもらったので出場を決めました」

日頃はOLとして働くS.Nさん。コンテスト出場に向けてクリーンな食事での減量、姿勢改善にも取り組んだという。そうして磨いたボディでステージに立つ彼女のために、弟や学生時代の友人、会社の同僚、ジム仲間などさまざまな人が応援に駆け付けた。

「ジムの仲間がポージングを見てくれたりとか、みんながアドバイスをくれたりしたので、『期待に応えなきゃ』という思いがありました。大会の後には『ポージングが一番きれいだった』と言ってもらえました。そこを一番意識してやってきたのでうれしかったですね。結果は2位だったので悔しさは残るんですけど、ステージングは練習したことを出せたかなと思います」

今後の目標を問うと、トレーニングを継続しつつ、姿勢をさらに見直していきたいと意気込んだ。彼女のトレーニングライフはまだまだこれからだ。

【フォト】カラフルなレギンスでステージに立つS.Nさん