東京・北とぴあにて行なわれた「第33回東京ノービスボディビル選手権大会」(東京ボディビル・フィットネス連盟主催、5月3日開催)では、激戦区・東京を舞台に熱い闘いが繰り広げられた。
そんな舞台でミスター65kg以下級(男子ボディビル65kg以下級)を制したのが関貴洋(36歳)だ。日頃は消防士として働く彼は、20歳からトレーニングを始めて気づけば16年目。今大会では鍛え上げたボディはもちろん、『勇気100%』の楽曲に乗せてフリーポーズを披露。見事に金メダルを獲得した。
大会後は「家族の協力や理解、ジムのオーナーや仲間たちの支えもあってここまでこれたので、感謝の気持ちが強いです」と万感の思いを語った関。ジムの知り合いがコンテストに出場しており、応援に行ったところその魅力に取りつかれたと言う。ボディコンテストに向けての体づくりを進め、研ぎ澄ませた肉体美を舞台で披露した。
「『継続は力なり』をモットーに鍛えているのですが、やったぶんだけ体が変わるのが魅力であり、男のロマンだと思います。いい体を求めると終わりがないので、そういう意味で自分が求めるボディビル像をつくっていく。そういうところに魅力があると思います。今回ありがたく優勝できましたけど、そこまで結果にこだわりすぎず、理想のボディビルを目指してトレーニングを継続していきます」
コツコツ積み上げた先に手にした激戦区での栄冠。関はこれからも男のロマンを追求するべく、トレーニングに励んでいく。
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