『魂のルフラン』でボディビル愛を表現 筋育に打ち込む28歳トレーナー「誰にでも平等に権利があるのが魅力」




激戦区を舞台に熱い闘いが繰り広げられた「第33回東京ノービスボディビル選手権大会」(東京ボディビル・フィットネス連盟主催、5月3日開催)。そんな舞台でミスター60kg以下級(男子ボディビル60kg以下級)を制したのが平川寿和、28歳だ。

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この日に向けて鍛えた肉体美はもちろんのこと、『魂のルフラン』の楽曲に乗せたフリーポーズで躍動。最後はモストマスキュラーを力強く決め、会場を大いに沸かせた。

「エヴァンゲリオンが好きなのと、ボディビルに対する魂をフリーポーズに込めました。1か月半くらい練習しましたね。フィットネスは僕の人生が良くなったきっかけでもあるので、そこからずっと続けています」

日頃はトレーナーとして働く平川は、昨日の自分を超えるべくトレーニングに励んでいる。筋トレの魅力について聞くと「みんなに平等に権利があって、もちろん中には難しい方もいらっしゃると思うんですけど、誰でもできることを誰よりもがんばっている人が評価されるところが、僕の中ではすごく魅力的だなと思います」と語ってくれた。

フリーポーズに込めた熱い筋トレ愛を胸に、彼はこれからも自己研鑽を積んでいく。

「自分ひとりではこの体はつくれませんでした。まわりのみなさんのサポートが僕のメンタルを上向きにさせてくれましたし、それがボディメイクの充実にもつながったと思います。今後は6月の東京クラス別選手権で優勝して、8月の関東クラス別選手権でも上位に食い込めるように体づくりをがんばっていきたいと思います」

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