人生で「逃げる」を9割選択してきた 極太四頭筋ガール・ブラマジ田中、自分を変えた瞬間を振り返る




「おつトレィ」の決まり文句とともに投稿される、筋トレ後ショットが人気のブラマジ田中さん。鍛え上げた大腿四頭筋が代名詞の筋肉女子だ。

【動画】おふざけナシ! ブラマジ田中の本気の脚トレに密着

筋トレインフルエンサーとしてだけなく、昨シーズンはJBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)の大会初参戦にして、「第1回千葉県ウエルネス・オープン大会」(7月7日)で優勝。「SPORTEC CUP2024」(7月18日)、「オールジャパン・ウェルネス・チャンピオンシップス2024」(9月1日)ではともに準優勝と競技者としても活躍を見せている。そんな彼女が「人は変わることが出来る」と綴って過去を回想。自らの経験を熱く語った。

ブラマジさんは、本気で心に決めれば人は変わることを冒頭で綴りつつ、「私は今までの人生で『頑張る』『逃げる』のコマンドがあるとして『逃げる』を9割選択してきた。自分を甘やかしてきたし、そんな自分に後ろめたい気持ちを抱えつつも、いつも肯定してきた」とコメント。

続けて「何事も最後までやり遂げられない自分、逃げるというコマンドしか選択出来ない自分。これが自分のことを本気で愛してあげられない要因の1つだった。自分が本気で頑張ってきたことって何…?って考えた時にひとつも思い浮かばない。逃げるという選択肢がまず出てきてしまう自分が本当に嫌だった」と、自信を持てなかったかつての自分を振り返った。

そんな彼女の転機になったのは、コンペティター1年目の時だった。SNSで大会に出ると宣言したのはいいが、慣れない減量が上手くいかず、筋量も低下。ポージングも含め、何もかも自信がなかったと言う。

「ギリギリまでステージに立つか迷った。でもどれだけ不格好でもダサくても、1回、やり遂げてみよう。最初から1位なんて取れないのは当たり前。ここで諦めたら自分のことを嫌いになってしまう。と思い、出場した。ステージングも順位もボロボロだったけど『やり遂げた』という経験は自己肯定感を上げてくれた」

 

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【ブラマジ田中さんInstagram(@blamagitanaka)より】

不安と向き合いつつ、やり切った経験が彼女を大きく変えた。当時の体験についてブラマジさんは「あの経験のおかげで、私は色々な場面で『逃げる』というコマンドが消えた」と、自身を変えるきっかけになったと熱弁。

最後には「真面目な努力家の子達には理解できないお話かもしれないし、普段『逃げる』というコマンドがない子は逆に作って欲しいなと思う。でも私みたいな子もきっと沢山いるよね。どうか、諦めないで。自分が変わることを。自分が思い描く最高の自分になろうね」と己を追い込みすぎてしまう人への配慮も忘れず、フォロワーへのメッセージを送って締めくくった。

自分の心と正面から向き合ってきたブラマジさんの投稿は多くの人に勇気を与えただろう。そんな彼女にフォロワーからは「全速前進でファイト」「素敵です」「筋肉と人間性どちらも鍛えているからカッコいいんだね〜」などの声が寄せられている。

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