コンテストビギナーにも門戸が開かれている「第33回東京ノービスボディビル選手権大会」(5月3日開催、東京・北とぴあ)。東京ボディビル・フィットネス連盟が主催する今大会では、激戦区・東京を舞台にした戦いが展開された。
日頃はパーソナルジムで働きつつ、接骨院の院長などを務める姫野達也は、今大会のクラシックフィジーク175cm以下級で3位入賞を達成。2024年の7位から飛躍をはたし、昨年の自分を超えた。
「自分より体がデカい人がいっぱいいたので、バックステージではびくびくしていました。舞台に立ったら想像よりコンディションを評価していただけて、上位に食い込めてよかったです。友人やパートナーが見に来てくれた中で、堂々とステージに立てたと思います」
職業柄、日本選手権3連覇を誇る相澤隼人のケアを行なう機会があり、そこから互いにボディケアや競技などのアドバイスを送り支え合う関係となった。王者から学んだことをしっかり取り入れ、自らの血肉に変えて剛健ボディを磨いていった。
昨年は東京ノービスに挑むも7位となり、フリーポーズを披露できないなど悔しい思いをした姫野。「今年は上のレベルにチャレンジしようかとも思ったんですけど、ノービスで結果を残してからじゃないと挑めないと思いました」と今大会への出場を決めた。今回は磨き上げてきたステージング、そしてフリーポーズも披露することに成功し、挑戦を完遂した。
「20代のうちに日本クラシックフィジーク選手権でトップ6に入りたいです。次はノービスの優勝を狙いつつ、もっと目線を高いところに置きながらがんばっていきます」
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