「力強さ」と「肉体美」――。その両方を追い求める「パワービルディング」は、パワーリフティングとボディビルディングを融合させたもの。そして、その実践者であるパワービルダーは、強さと美しさの“二刀流”を体現する存在だ。
【フォト】大自然の中行なわれた『POWER BUILDING CLASSIC in AWAJI』の様子
そんなパワービルダーたちの頂点を決めるコンテスト『POWER BUILDING CLASSIC』 が10月5日、淡路島にて開催される。各クラス別にフィットネス競技（男性：メンズフィジーク、女性：ビギナーズビキニ）、パワーリフティング競技（男性、女性ともにデッドリフト）を行ない、それぞれの順位を合計してパワービルダーとしての総合順位を判定する。
JBBF（日本ボディビル・フィットネス連盟）承認のもと、淡路島のビーチで開催され大自然の中で力と美を競い合う光景は壮観だ。また、マルシェの出展や地元の高校生、ダンスグループの参加など、他のコンテストにはない魅力が盛り込まれていることも特徴となっている。
第3回を迎える今年は、現状で約60名の選手エントリーが集まっており、観客含め総勢約1500名規模での開催となる見通し。審査員やゲストも豪華な顔ぶれが揃った。
ボディコンテストをジャッジするのは、兵庫県ボディビル・フィットネス連盟理事長の木下喜樹さん。早稲田大学スポーツ科学修士、自身のブランドやジム経営と多彩な顔を持ち、登録者約50万人のYouTubeチャンネルも運営する今古賀翔さん。メンズフィジークで日本の頂点を極め、現在はボディビルにも挑戦している久野圭一さん。国内・世界で活躍するビキニフィットネスアスリート・廣中れなさんといった面々が名を連ねる。
パワーリフティングの審判は、23個の日本記録を保持（2025年5月時点）する女子パワーリフターの野村優さん。2024年にはアジア大会で世界記録を樹立し、コンテストにも出場するパワービルダーの鏡・牛山恭太さんが務め、大自然の中の激闘を厳正にジャッジする。
さらに、世界で活躍するトップパワーリフターであり、インフルエンサーとしても人気を博すあゆとさん。メンズフィジーカーとして日本一、ジュニアでは世界を制した穴見一佐さんがMCとして大会を盛り上げていく。
廣中さんと穴見さんはゲストポーザーとして、牛山さんはゲストパフォーマーとしてステージ立つことも決まっており、選手たちの戦い以外にも見どころ満載の大会となりそうだ。
地域活性化や、日々の暮らしを豊かにするといった願いも込められた『POWER BUILDING CLASSIC』。淡路島の美しいビーチにマッチョ・美ボディが集う、大会の行方から目が離せない。
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