肉体美を競うボディコンテストにおいて、男女問わずひとつのテーマになるのが減量だ。余分な脂肪をそぎ落とし、筋肉のカットを出す行程は、選手たちが己と向き合う試練の時間でもある。
今回は“夏が一番似合う男性・女性を決める”をテーマに開催されるSUMMER STYLE AWARD(サマスタ/SSA)に出場するコンテスト選手であり、6月14日に開催されたサマスタ名古屋予選で3冠を達成した小平彩花さん(こひら・あやか、27)に減量法を聞いた。彼女が取り組むのは、有酸素運動ではなく筋トレメインのカロリー消費。そして炭水化物量の調整だ。
「有酸素運動よりも、どちらかというと筋トレで消費しますね。サマスタのBIKINI(BETTY)部門では筋量が求められることもあって、筋量を維持しつつ減量するにはその形が合っていました。ピークの時、週6回は筋トレしていたので、かなりカロリーを消費できていたと思います。筋トレは基本的に、仕事に行く前の早朝にやっていました」
食事については炭水化物多めの日、少な目の日と週の中でメリハリをつけ、ストレスを軽減しつつトータルでの摂取カロリーを調整。今回は仕上がり体重マイナス10キロでステージに立った。
名古屋予選でBIKINI MODEL部門、BIKINI(BETTY)部門のプロ資格を取得した彼女は、今後はサマスタ公認の精鋭が集う“プロ戦”での活躍を見据えている。今後の小平さんの活躍に注目だ。
1 2