「全体的にもっとデカくなりたい」スポーツモデル決戦を制した32歳 工場経営の傍らで筋肉を錬成




愛知県・安城市民会館で開催された、SUMMER STYLE AWARD(サマスタ/SSA)『名古屋予選』および『ROOKIE CHALLENGE CUP 名古屋予選』(6月14日)。シーズン5戦目として開催された今大会において、激戦区のSPORTS MODEL部門でオーバーオール優勝をはたしたのが土屋領佑、32歳だ。

【フォト】名古屋で見せた土屋のマッスルボディ

「昨年初めてサマスタに挑戦して、優勝するつもりで挑んだんですけど、結局3位で獲れなくて。すごく悔しかったので1年間トレーニングをやり直して、去年のリベンジのつもりで『絶対に獲る』と誓って名古屋予選に臨みました」

自身で塗装工場を経営しており、ライン作業なども行なっている土屋。減量期は体力が落ちることもあったそうだが、ジムでの出会いが彼の活力になった。

「ジムではサマスタやNABBAのプロ選手や、ボディビルの選手とも知り合う機会があって、ジムに行くだけでモチベ―ションが上がります。減量中もそういった方々から元気をもらえていたのが大きかったですね」

自慢の部位を聞くと「まだ全部自慢じゃないんです」とストイックさを見せた。「昨年出た時は脚のサイズが全然なくて、この1年はひたすら脚トレをやってきました。1年だとまだまだ全然筋肉がつかないですし、全体的にもっとデカくなりたいですね」と語るように、肉体の追求に終わりはない。

次の目標は8月9-10日に行なわれる『JAPAN PRO CHAMPIONSHIP』(夏のプロ戦)だ。名古屋でつかんだプロカードを手に、猛者たちの待つステージに挑む。

「初めてのプロ戦になるので、プロの洗礼を受けてこようと思います」

日々磨いてきた筋肉美、そして類まれな挑戦心を武器に、これからも土屋は挑戦を続けていく。

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