34歳で退社しトレーナーの道へ 仕事、家庭、筋トレの両立で目指すは「淡路島No. 1マッチョ」




ボディビルディングとパワーリフティングで勝敗を競い、力強さと美が融合したステージが展開される「パワービルディング」。そんな力と美の二刀流を追求する選手が集う『POWER BUILDING CLASSIC in awaji』が今年も10月5日、淡路島のビーチにて開催される。

【フォト】「強さと美しさの二刀流」大自然の中でパワービルダーたちが競演

パワービルディングのコンセプトに賛同する選手はもちろん、故郷に思い入れを持つ選手の参戦も今大会のトピックスだ。

前回大会で優勝をはたした中村和真さんは、一家の大黒柱としてファミリーを支える37歳。34歳の頃に長く務めた会社を辞め、パーソナルジムの起業に踏み切った。その原動力となったのが、地元・淡路島でフィットネスの素晴らしさを広めたいという思いだ。そんな彼だからこそ、『POWER BUILDING CLASSIC in Awaji』の話を聞いたときはすぐに参加を決めたと言う。

「地元淡路島で開催ということで、大会が盛り上がり、島民のフィットネスへの関心が広がればいいなと思って参加しました。ボディコンテストとパワーリフティングが合わさった、まったく新しい大会だと思います。美しいビーチで行なわれるので、華やかさで見映えがするのも魅力です」

もともと、BEST BODY JAPANで2度の優勝経験を持つ中村さん。ジムの起業と同時期に結婚し1児の父となるも、仕事、家庭、筋トレを両立させて強さと美しさを追求している。

奥様とツーショット

トレーニングについては「今まではデッドリフトで扱う重量にこだわりがなかったんですけど、強さを求めるため高重量を扱うデッドリフトにシフトチェンジしました」と、パワービルディング仕様に変更。目標については、「誰もが認める淡路島No. 1マッチョになりたいです」と力強く語った。

さまざまなバックボーンを持つ選手が集い、故郷への愛、トレーニング愛をぶつけ合う本大会。今年はどんな人間ドラマが生まれるのだろうか。

【写真は次のページ】美しいビーチで行なわれた『POWER BUILDING CLASSIC in AWAJI』の様子