千葉・浦安市文化会館で開催された「マッスルゲート東京ベイ大会」(6月28日)。須藤貴美子(54)がドリームモデル163cm以下級と50歳以上の部でダブル優勝をはたした。夫とふたりで暮らす彼女は、主人の会社を手伝いつつトレーニングに励んできた。
「マッスルゲート神奈川大会」(6月1日)にも出場したが、体調不良により万全とは言えない状態だったこともあり優勝は叶わず。今大会はその悔しさをバネに挑戦した。
大会のスパンが短く調整は容易ではなかったが、その中でもコンディションを上げて大会に臨むことに成功。「前回は音楽が全然聞こえなかったのに、今回は音楽がしっかり聞こえてきたり、落ち着いて挑むことができたと思います」と勝因を語り、磨いてきたボディ、表現力でリベンジを達成した。
彼女がドリームモデルに挑み始めたのは、女王・安井友梨の提案でカテゴリーが誕生した2022年から。2024年は年間の集大成・ゴールドジムジャパンカップで日本一を目指すが惜しくも届かず、「どうしても日本一になりたいので今年も挑戦します」と強い決意でステージに立ち続けている。
今後の予定については、8月に出場予定だった大会を見送り、じっくりと体をつくってジャパンカップでの日本一獲得を狙う。年齢を重ねても挑戦を諦めず、目標に向けて体づくりを続ける姿は、同世代の女性にとっても大きな励みになるだろう。
1 2