目標があることで人生にハリが生まれる。ボディコンテストを通じてそれを体現しているのが、「マッスルゲート東京ベイ大会」(6月28日)のウーマンズレギンスフィットネス163cm超級で優勝をはたした鈴木絵理香(38)だ。
大会後に感想を聞くと「友だちと一緒に出場しまして、カテゴリーの出場はひとりでしたけど、この舞台に立てて満足感と充実感があります」と話す。その友人、ウーマンズレギンスフィットネス163cm以下級を制した大塩美香の存在が心の支えとなり、減量やトレーニングの過程で励まし合ってきたと言う。
コンテストに出場したのは3年前。きっかけはダイエット目的でジムに通い始め、明確な目標を持ちたくなったことだった。これまでは納得のいく結果が出せないこともあったが、体の仕上がりを仲間と共有しながら励まし合い、支え合ってきた。
「筋トレ界隈には最初ひとりで飛び込んだんですけど、そこでお友だちが増えました。ひとりでやっていた時とは全然違いますね。トレーニングや減量がつらい時とかに連絡を取って、励まし合っていました」
日頃はOLとして働く鈴木。仕事とトレーニングを両立させつつ、今後はゴールドジムジャパンカップやFWJの大会を目指していくと力を込めた。フィットネスインフルエンサー・ディーサンのパーソナル指導を受け、過去一番の体で決戦に挑む。
「本気で過去最高の仕上がりを今年は目指しているので、ジャパンカップもFWJもがんばりたいです。人生充実してるなって思いますね。ディーサンの指導のもと、体を仕上げて優勝を勝ち取りたいと思います」
トレーニングと向き合い、自らを磨き上げる彼女の挑戦はまだ始まったばかりだ。