「トレーニングの文化、身体づくりの文化を広めたい」という思いから発足した『BEST BODY JAPAN』(ベストボディジャパン/BBJ)。8月10日(日)、横須賀市文化会館で開催された神奈川・横浜大会のモデルジャパン部門ウーマンズクラス(40歳〜49歳)では、40歳の松本知美がグランプリに輝いた。
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「軽いノリで始めたんですよ」
エステティシャンとして働く松本。彼女にボディメイクを始めたきっかけを訪ねると、冗談交じりにそう答えた。
「学生時代にはバスケットボールでインターハイに出場していましたし、ジムなどで運動はずっとやっていましたが、ボディメイクを本格的に始めたのは昨年の5~6月くらいです。知り合いから『やろうよ!』と言われて『じゃあ、やろうかな』って。今はパーソナルトレーニングを週1、ジムに週3、4回ほど通っています。その他の日は散歩をしたり。とにかく何もしない日がなるべくないように心掛けています」
トレーニングを始めて、あらためて気がついたこともある。
「ただ運動するだけでは、美しいボディメイクはできないということがはっきり分かりました。それから『コツコツやることが結果につながる』ということもあらためて実感できましたね」
自然体で軽やかな雰囲気をまとう松本だが、その奥には揺るがない芯の強さが垣間見えた。彼女にとって「美しさ」とは何だろうか。
「私は、“内面と外見の両方が揃っていること”だと思っています。若い頃は外見だけ磨いて『中身ってどうやって磨くの?』と思っていましたが、『ベストボディジャパン』を通じて“心の強さ”というか“内面から出る輝き”が大事なんだということを見つけられました」
満点で優勝をはたした松本だが、本人の評価は「まだまだこれから」と謙虚だ。
「『何歳からでも健康的に美しくなれる』ということを、自分を通じて知人やお客様に見せていきたいと思っています。これからもがんばります!」
取材・文・写真/塚本弘美