身長186cm、高校生No.1筋肉に輝いたハイスペックな17歳 筋トレ一家の6番目は“女子高生の3人に1人が見ている恋愛番組”にも出演中




端正な顔立ちに身長186cmの高身長、さらに“筋トレ一家”の中で鍛え上げた剛健かつしなやかな筋肉を搭載。誰もがうらやむスペックを備えた17歳のハイパー高校生、それが榎田一王(えのきだ・いおう)だ。

【フォト&ムービー】美しさも感じさせる榎田一王のポージング

8月23日に神奈川県茅ケ崎市で行なわれた「第20回全国高校生ボディビル選手権大会」に出場した榎田は、170cm超級で連覇を達成。さらに、170cm以下級優勝・徳守隼人との一騎打ちによるオーバーオール審査(昨年はここで敗れた)を制し、見事に真の高校生No.1の座を手に入れた。

すでに多くの人に知られているように、榎田はABEMAで放送中の青春恋愛リアリティーショー「今日、好きになりました。」(毎週月曜21時~)、通称「今日好き」の「夏休み編2025」にも出演中。大会翌日に放送された第5話では、意中の(?)ひなの(瀬川陽菜乃)と共にさわやかな朝トレに励む場面も放送されるなど、恋の行方にも注目が集まっている。

「ボディビル以外のところで僕のことを知っていただく機会もあり、その方々からの期待に応えたかったです。、家族を含めた応援によって優勝することができたと思うので感謝の気持ちでいっぱいです」

もちろん、ただのムキムキなイケメン高校生というわけではない。榎田家は地元で「パワーハウスジム宮崎」を運営し、2023年のジュニアボディビル優勝の大人(ひろと)、世界大会で活躍する一斗(かずと)、同日に同会場で開催されたジュニア選手権のビキニフィットネスに出場した夢叶(ゆめか)などがいる、まさに筋トレ一家。一王は8人兄弟の6番目である。

「お兄ちゃんたちが結果を残しているので、自分も負けじとがんばって続いていきたいと思っています。今年は、ハムストリングスとお尻の絞りを重点的に取り組み、父さんとお兄ちゃんたちと一緒に背中の強化も意識してきました」

身長186cmとボディビルダーの中ではかなりの高身長が故に、筋肉量はあれど、昨年の段階ではまだ“細長さ”を感じざるをえなかった。だが今年は全体的にスケールアップし、その印象はやや緩和された。劇的な進化を遂げているが、まだ高校生であり、今後のノビシロは抜群にある。この日は午前で高校選手権を制した後、午後に開催された「第1回日本ジュニアクラシックフィジーク選手権」(23歳以下のクラシックフィジーク日本一決戦)にも出場し、175cm超級で2位と十分な実績を残した。

「自分の強みは大腿四頭筋と腹筋だと思っています。将来的には、クラシックフィジークの道に進もうと今は思っています」と、もともと取り組んでいたクラシックバレエで磨いた豊かな表現力を生かして、より審美性のあるカテゴリーを目指していくとのことだ。

恋に、筋肉に、最高にアツい夏を過ごしている17歳。番組内では「あなたは身体だけじゃなくて、心も鍛えなさい」とアドバイスを受けたように、今後、さらなる心身の充実を得て進化していく未来が楽しみだ。

▶次ページ:榎田選手のインタビュームービー&フォト