より審美性が問われるクラシックフィジークの2025年日本一決戦、五味原領が貫録の3連覇【JBBF】




9月21日、兵庫・神戸芸術劇場にて、JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)主催の「第5回日本クラシックフィジーク選手権大会」が開催された。

【フォト】各階級の入賞者写真

近年、人気が高まりつつあるクラシックフィジークは、ボディビル競技の中でも、より「審美性」が問われるカテゴリー。身長に対して体重制限が設けられており、筋量が多ければいいというわけではないところが、勝負の綾となる。バキュームポーズ、クラシックポーズといった、他カテゴリーにはない規定ポーズが見られるのも魅力の一つ。

今大会は身長別4階級と、マスターズ(40歳以上)2階級で勝負が争われ、各階級王者によるオーバーオール審査の末に、五味原領が3連覇を達成。日本国内では無類の強さを見せ、東京で行なわれた昨年のIFBB世界選手権でも実績を残してきた男が、今年もクラシカルボディの日本一に輝いた。

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