2020年にSUMMER STYLE AWARD(サマスタ/SSA)のFINALで日本一に輝き、現在はパーソナルトレーナー・ダイエットに悩む女性たちのメンタルサポートなどマルチに活躍している仲座さみらさん。

モデルを志していた頃、細身を追求するあまり摂食障害に陥った経験から、『痩せている=美』という価値観に縛られず、健康的なボディメイクやスタイルづくりを実践し、伝えていくことがモットーだ。競技を離れた今も、そうした取り組みの数々は変わらない。
そんな彼女が自身のInstagramにて、「私たちの身体は、心理状態や生活習慣の影響を正直に反映します」とコメント。心と体の両面をケアすることの重要性を語った。
投稿で仲座さんは「たとえば、いつもより体重が増えたとき、無意識のうちに自分の生活を振り返ってはいないでしょうか。『最近、ストレスが溜まって甘いものが辞められない…』『最近、睡眠時間が足りていない』。体重という目に見える変化には、自然と原因と結果を結びつけられるのに、肩こり、頭痛、倦怠感、腰痛、呼吸の浅さ…といった変化には、同じように因果を見ようとしない人が多くいます」と綴り、目を背けがちな要因にスポットを当てる。
そして、「原因は見落としてしまえば、対処はどうしても表面的になりがち。腰が痛ければブロック注射、休日に寝溜めをし、頭が痛ければ鎮痛薬。もしかしたらそれを努力で乗り越えようともしているかもしれません。そして時間とともに、より複雑で改善が難しい状態へ進んでしまうことも少なくありません」と注意喚起した。
この投稿をInstagramで見る
【仲座さみらさんInstagram(@33chan_)より】
健康な体は健康な心から。ということだろう。
「身体とこころの関係は、観察を重ねるほど、 そのつながりの核となる部分がはっきりしていきます。姿勢の癖、呼吸の浅さ、感情の揺れ、日々の疲労の蓄積。これらは一見バラバラの事象に見えても、心身相関という言葉があるように実際には精密に作用し合っています。自分の変化に丁寧に目を向ける習慣を育てること『なぜ今この状態なのか』という因果が、自然と読み取れるようになれたら、日常の選択そのものを変える可能性をあなたは秘めています」と綴って締めくくった仲座さん。
彼女が発信するメッセージは、多くの人に気づきを与えたことだろう。
