荻島、宮田、大谷が国際レベルのボディでメダル獲得も、ロシア&ウクライナ勢復活でビキニは大苦戦の結果に【IFBB世界選手権結果】




11月13~17日にスペイン・サンタスサンナにて「IFBB世界フィットネス選手権2025」が行なわれ、15人の日本代表選手が出場した。

【フォト】2025年の日本女子トップ・オブ・美筋肉

IFBB(国際ボディビルディング・フィットネス連盟)が主催する世界大会であり、今大会では女子競技を実施。今年度のJBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)主催大会で上位の成績を残した女子選手たちが日本代表としてエントリーし、世界の選手を相手に奮闘した。

今回はスペイン開催ということもありヨーロッパの強豪選手が多数出場。日本人のメダル獲得は、ウェルネスの大谷美咲(マスターズ35~39歳級3位、158cm以下級2位)、女子フィジークの宮田みゆき(オープン3位、マスターズ35歳以上級2位)と荻島順子(オープン2位、マスターズ35歳以上級優勝)の6つにとどまったが、国内トップレベルのボディが世界でも通用することをあらためて証明する結果となったと言えるだろう。

フィットモデルで4位、ビキニでは身長別15位と過去稀にみる苦戦を強いられた安井友梨は、「ロシアが完全復活した今大会!過去10年間でも強豪が集結したビキニフィットネス過去最高のハイレベルな大会に。ロシア、ウクライナの二大最強の強豪国の勢力が揃ったのは、5年ぶり」と、今大会のレベルの高さを自身のブログで綴っている。

男子競技の世界選手権は、11月27日~12月1日サウジアラビア アル・コバールで開催される。

IFBB世界フィットネス選手権2025結果一覧

【ビキニフィットネス】
●小倉あれず
158cm以下級10位

●小竿愛子
マスターズ40~44歳級15位
158cm以下級出場

●長瀬陽子
マスターズ45~49歳級4位
164cm以下級出場

●成田楓
ジュニア21~23歳160cm以下級5位
158cm以下級出場

●安井友梨
マスターズ40~44歳級5位
172cm以下級15位

●吉嗣奈津希
マスターズ45~49歳級10位
158cm以下級出場

【ボディフィットネス】
●大久保裕美
マスターズ45~49歳級9位
158cm以下級8位

●金子真紀子
マスターズ45~49歳級14位
163cm以下級13位

●佐々木絢美
マスターズ35~39歳級9位
158cm以下級4位

●楯岡仁美
マスターズ45~49歳級12位
163cm以下級出場

【ウェルネス】
●大谷美咲
マスターズ35~39歳級3位
158cm以下級2位

●岸野悠佳
マスターズ35~39歳級8位
168cm以下級12位

●近藤恵理子
マスターズ40~44歳級6位
163cm以下級16位

【女子フィジーク】
●荻島順子
オープン2位
マスターズ35歳以上級優勝

●宮田みゆき
オープン3位
マスターズ35歳以上級2位

【フィットモデル】
●安井友梨
168cm超級4位

【写真・動画】ビキニフィットネス、ボディフィットネス、女子フィジークのトップ選手たち