スペイン・サンタスサンナにて開催された「IFBB世界フィットネス選手権2025」(11月13~17日)。今年度のJBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)主催大会で上位の成績を残した女子選手たちが日本代表としてステージに立ち、世界を相手に美ボディを披露した。

国内でビキニフィットネスの身長無差別級を6連覇するなど、絶対女王として君臨する安井友梨も今大会にエントリー。昨年はビキニフィットネスマスターズで世界一となった彼女だったが、今大会では苦戦を強いられた。フィットモデル168cm超級で4位、ビキニフィットネスマスターズ40~44歳級で5位、172cm以下級では15位となった。
大会後に自身のInstagram投稿で彼女は「これまで世界選手権で流した涙の分だけ、そこから自分をさらに成長させてくれました」と率直な心境をコメント。
続けて「うれしかった思いはすぐに消え去りましたが、悔しかった思いは翌年の世界選手権まで必ず明日へと挑戦を続ける私を鼓舞し大きなモチベーションとなりました。正直言って、今まで10回出場させて頂いた中で今回の世界選手権は一番悔しい思いをさせられましたが、その分これからの自分を一番成長させてくれると確信しています」と前を向いた。
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【安井友梨Instagram(@yuri.yasui.98)より】
「皆さんとさらに成長し、来年また一緒にチームジャパンとして世界選手権に挑戦できる日を楽しみにしています。皆さんと一緒に世界選手権に出場できて本当に幸せでした、本当にありがとうございました」
投稿の最後では感謝を綴って締めくくった。競技歴約10年。彼女が歩んできた道のりは挑戦と挫折、再起の繰り返しであり、今回の結果も成長の糧となるに違いない。今後の女王・安井友梨のステージに注目だ。
