家族と彼氏の支えで“揺れない自分”へ モノキニ美ボディ・YUKA、ノービスVの裏で磨き続けたステージ力




「夏が一番似合う男性・女性を決める」をテーマに熱戦が繰り広げられているSUMMER STYLE AWARD (サマスタ/SSA)。今まさに、年間の集大成であるFINALが開催されている。

11月23日には、FINAL前最後の予選となる「最終予選」を開催。モノキニ着用のPRO BEAUTY FITNESS MODEL部門で優勝をはたしたのは、プロ2年目のYUKA(28)だ。

【フォト】モノキニ姿で美ボディを披露したYUKA

去年の夏、東京予選で初出場にしてプロ資格を獲得。その勢いのままプロ戦へ挑戦し続けてきた彼女にとって、今回のノービス戦は明日の「JAPAN PRO GRAND PRIX」へ向けた“前哨戦”という位置づけだった。

「本当に信じられない気持ちです。でも、すごくがんばってきたので、その努力が報われた気がしてとてもうれしいです」

そう語るYUKAだが、ここまでの道のりは決して平坦ではない。昨年冬のプロ戦では、極度の緊張からステージ上で体が揺れてしまい、予選通過すら叶わなかった。その敗北が、彼女を大きく変えた。

「揺れただけで順位が変わってしまうのがフィットネス競技です。だから今年は『絶対に揺れない自分』を作るために、足の踏み方からポージングまで徹底的に練習しました」

トレーニングだけではなく、ポージングも週5日、1日最低30分は取り組んだ。ジムのスタジオが空いている時間を見つけて鏡と向き合い、長いときは1時間以上を費やす。

「去年は『なんとなく』でポージングしていたんだなって気づきました。今年は講師の方々に細かく教わって、『この角度、この目線』というところまで考えられるようになりました」

夏のプロ戦ではBIKINI MODEL部門にも挑戦し、とにかく場数を踏むことでステージ慣れを強化。そうした地道な積み重ねが、今回のノービス優勝へとつながった。

実家を離れて暮らす中でも、家族はいつも温かい。

「外食できなくても理解してくれるし、妹や両親が電話をくれて『がんばれ』って言ってくれるんです。彼氏も日々サポートしてくれて、本当に感謝しかないです」

そう語る彼女にとって、大切な人たちの存在が競技を続けるもっとも大きな力。だからこそ、今シーズンの目標は明確だ。

「冬のプロ戦でトップ3に入りたい。支えてくれる人たちに恩返しができる結果を残したいんです」

今回のノービス戦は、まだ調整段階での挑戦。決して完成形ではないという。それでも、夏のプロ戦で最後までステージに残った経験が“自分も戦える”という確かな手応えを与えてくれた。

「その経験が逆にプレッシャーになったりもしました。だからこそ、一日一日を大切に、できることを丁寧に積み重ねたい。来週のプロ戦まで、もう一度自分を見つめ直してがんばります」

揺れない強さを身につけたYUKAは、支えてくれた人たちの声を背に、進化した姿でステージへと向かう。

▶YUKAのアザーステージフォト