
すでにボディビルシーズンが始まり出した6月、日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)の新会長に辻本俊子氏が就任することが発表された。
辻本氏は1980年代後半から女子ボディビル(現在の女子フィジーク)選手として活躍した元トップ選手。近年は主にJBBF専務理事として大会の運営者という立場で、JBBFの、ひいてはフィットネス界全体の発展に貢献してきた人物である。
玉利齊氏、藤原達也氏、青田正順氏と引き継がれてきた会長という職に女性が就任するのは、今回が初めて。高市早苗氏が初の女性総理大臣となった年に筋肉界に女性リーダーが誕生したのは、新たな時代を象徴する出来事だったと言えるだろう。
また、副会長には「狂気の男」の異名で現在もボディビル選手としてステージに立つ合戸孝二氏が新たに就任、専務理事に木下美弥子氏、常務理事に市川櫻氏、理事に松宮悠夏氏、監事に有賀誠司氏も新任となった。
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