インフルエンサーとして活躍する長野じゅりあは、現役の看護師でもある。また空手の形では日本大会で優勝したこともあり、プロレスラーとして活躍していた時期もある。さらにはグラビアを飾ることも……そんな長野へのインタビュー全3回の最終回は、プロレスラー時代のお話を。

プロレスの練習を見て『ヤバい』と思ったが、やると言ったからには必死に練習した
東京女子プロレスを卒業しておよそ2年……長野じゅりあにあらためてプロレスラーとしての経験を振り返ってもらった。長野は、2022年3月19日、東京女子プロレスの両国国技館大会でプロレスラーとしてもデビューすることになった。
「プロレスのことは、数回しか見たことのないレベルでした。(スカウトされたときに)プロレスを見ることもなく即答してしまって、その後に東京女子を見に行ったときに『あ、ヤバい』と思いました(苦笑)。でも、がんばればなんとかなるかもしれないと思って、試合を見た後も気持ちは変わらなかったですね。それから道場に行って練習したときに『やっぱり、ヤバい』と(笑)。受け身すら取れないんですから。でも、やるって言ったからには必死で練習しました」
長野はタッグながら自力初勝利も飾り、宮本もかとのタッグでは『第3回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント』でベスト4進出をはたした。途中、指の負傷で半年ほど欠場し復帰するも、2024年4月13日にプロレスラーを卒業した。
「ケガをして休んでいる時期に、プロレスはケガがつきものとはいえ、思っていたより何もできない自分がいて、人生プランを考えたときにどこかでけじめをつけないといけないなと薄々思い始めました。それで3月31日にデビューした両国国技館があって、デビューから2年というタイミングで4月13日の北沢タウンホールで卒業しようかなと思いました」
法に触れずに殴り合えて蹴り合えて楽しかった東京女子プロレス時代

長野にとってプロレスラーとして過ごした2年間はどのような時間だったのか。
「もう、あんなことはできないなと思いますね。夢を見ていたみたいな感じで、あれだけ多くのお客さんに応援してもらった経験がなかったので、めちゃくちゃ刺激的で、法に触れずに殴り合えて蹴り合えて楽しかったですね。スカウトされていなかったらやっていなかったと思いますけど、やってよかったです。今も東京女子プロレスは見ていますよ」
現在、インフルエンサーとしての活動ではSNS媒体の仕事が多いという。
「声をかけていただく件数とかでいうと、やっぱ圧倒的にSNSの方が多いですね。内容もオールジャンルで。じつはプロレスをやめた後、フィリピンに1か月ほど留学していたんです。語学学校に行って寮に入って勉強しつつ、空手の道場に行って一緒に練習してみたいな生活で楽しかったですよ。フィリピンはそんなにレベルが高くないだろうと思って行ったら、めちゃくちゃ高くて、練習も厳しくてここで一生が終わるなと思うくらい追い込まれました(笑)」
ひとりで何役もこなし、多忙な毎日を送る長野じゅりあ。じつは取材もタイから帰国してすぐに行なわれた。バイタリティあふれる彼女のことだ、空手の経験も、プロレスの経験も、そして看護師の経験もすべて多くの人に還元してくれることだろう。
