世界最大規模のフルコンタクト空手団体・新極真会が主催するビッグイベント「第2回空手Champion of Champions(KCC)」(7月19日開催、国立代々木競技場第二体育館)の出場メンバーが発表された。
2024年に行なわれた第1回大会では、賞金総額3,000万円がかかったトーナメントに国内外の男女各8名が参戦。激闘の末に男子は岡田侑己、女子は鈴木未紘が頂点に立った。第2回を迎える今大会も、手に汗握る熱戦となることは必至だろう。

空手の大会というと、厳かな雰囲気で行なわれるイメージが強いかもしれない。そんな中でKCCは、「観て楽しめる」というエンターテインメント性を盛り込んでいることが大きな魅力だ。
レーザー光線やスモークによる演出、選手ごとに用意された入場曲――。まるでプロ格闘技イベントのような華やかな舞台で、ハイレベルな攻防が展開される。夜開催という点も含め、空手の新たな魅力を体感できる大会となっている。
男子は岡田侑己、渡辺和志、渡辺優作といった日本トップクラスの選手が名を連ねる。華麗な回転蹴りとフットワークでKCC初代チャンピオンに輝いた岡田はもちろんのこと、渡辺和志も昨年5月に開催された初の統一世界大会(第1回全世界フルコンタクト空手道選手権大会)の軽重量級を制した実力者。その兄・渡辺優作も重量級離れしたスピードで前回大会3位に輝くなどトップ戦線を走る存在だ。
さらに海外からは、前回大会の準優勝者であるエヴェンタス・グザウスカス(リトアニア)、昨年の第57回全日本空手道選手権大会を制したアンジェイ・キンザースキー(カザフスタン)といった強豪も参戦。国境を越えた闘いが見どころとなる。
女子は何と言っても前回大会女王であり、史上最年少での主要4大タイトル制覇、全日本大会3連覇といった実績が光る鈴木未紘が優勝候補筆頭だ。絶対女王の牙城に藤原桃萌、網川来夢、目代結菜といった国内の実力者が挑む構図になるだろう。
海外勢も存在感を放っており、前回大会準優勝のブリジタ・グスタイタイテ(リトアニア)は184cmの長身とパワーを武器に、日本勢にとって大きな壁となる。無論、他の海外選手も各大会で実績を残す強豪が揃っている。
なお、5月30-31日に開催される第10回全日本フルコンタクト空手道選手権大会の重量級優勝者にも出場権が与えられ、最終的なメンバーはさらに強化される見込みだ。
トップ選手が一堂に会する“プレミアムな一夜”まで、あと約5カ月。空手の新たな魅力を体感できる大一番に注目したい。
【第2回KCC出場メンバー】
男子
岡田侑己(日本)
渡辺和志(日本)
渡辺優作(日本)
アンジェイ・キンザースキー(カザフスタン)
アントン・ジマレフ(カザフスタン)
エヴェンタス・グザウスカス(リトアニア)
パウリウス・ジマンタス(リトアニア)
女子
鈴木未紘(日本)
藤原桃萌(日本)
網川来夢(日本)
目代結菜(日本)
ブリジタ・グスタイタイテ(リトアニア)
アネタ・メスカウスキエネ(リトアニア)
リリ・メゾ(ハンガリー)
アリーナ・オシペンコ(カザフスタン)
※上記に加え、第10回全日本フルコンタクト空手道選手権大会(5月30日-31日開催)の男女重量級優勝者が出場権を獲得



