「弱点はAIに聞く」女子レスラー・姫ゆりあの肉体改造「#ゆりトレ」




今年1月、プロレスラーデビュー1周年を迎えた姫ゆりあ。グラビアの仕事を引退しスターダムの一員となった姫だが、ここ数か月でその道の大先輩・愛川ゆず季とも対戦し、プロレスラーとしての心構えを叩き込まれた。その姫へのインタビュー全3回の第1回はプロレスラーになるまで、そして最近のトレーニングのお話を。

©STARDOM

【写真】グラビア出身レスラー・姫ゆりあの試合フォト&私服ショット

高校を卒業してからキックボクシングを始めて、最近も練習に行っている

姫ゆりあは、栃木県宇都宮市出身。姫は中学校では陸上部に所属、高校ではサッカー部のマネージャーとなった。

「中学時代は中距離走をやっていました。400mから1500mまでですね。高校はサッカー部員が少なかったので、自分も一緒に筋トレに入れてもらったり、ボール出しをやったり、結構走り回ってはいましたね」

その姫の初めてのプロレス観戦も宇都宮だった。

「初めてプロレスを観戦したのは、2018年5月のDRAGONGATEの宇都宮大会でした。そのときは自分の意思というより、プロレス好きの親の意思で(笑)。YouTubeでたまに見ていたプロレスは怖かったんですが、生で見てみるとすごく面白かったんです」

プロレス初観戦前、姫は高校を卒業しアイドル活動を始めていた。

「じつはスターダムの練習生になるまでは、栃木からの通いで大変だったんですけど、親が駅まで迎えに来てくれて何とかなっていたと……。自分としては撮影されるのが好きなんですが、きれいな衣装を着て一線を越えない色っぽさを目指していました。じつは高校を卒業してからキックボクシングを始めて、最近も練習に行っています」

姫はグラビアの仕事には「引退」という形で区切りをつけ、プロレスの練習生になった。

「やっぱり『グラビアで売れなかったからプロレスに来たんでしょ』というような売名のためにプロレスを選んだとは思われたくなくて。ゆりあは純粋にプロレスラーになりたかったので、グラビアアイドルとしてではなく、プロレスラーのゆりあとして見られたかったんです」

そして2023年12月、姫はスターダムに入門。およそ1年の練習生期間を経てデビューをはたした。

「親からは大反対されましたね。ゆりあのやってきたことで初めて反対されました。なので、じつは一度考え直してプロレスをやらないことも考えたんです。でもスターダムには自分のやりたいバチバチのプロレスがあったので……オーディションを受けました」

トレーニングのメニューはAIと相談しながら決める

写真/橋場了吾

姫は昨年8月からSNSで「#ゆりトレ」というハッシュタグとともに、日々のトレーニングメニューを公開している。

「このメニューはAIに考えてもらっています。自分の理想の姿や今の写真を読み込ませて『ここが弱そうだからここを中心にやろう』『こういうメニューにしよう』みたいな感じです。最初はちょっと軽いメニューだったので、どんどん要望を送って、きつくしています」

そもそもこの投稿のきっかけは何だったのか。

「初勝利が去年の7月で、フューチャー(・オブ・スターダム王座=20歳以下もしくはキャリア3年未満の選手が対象)に挑戦するために一歩進めたかなと思って。5★STAR(GP=スターダムが毎年夏に開催しているシングルリーグ戦)にも出て自信もついてきたので、体を絞ってフューチャーに挑みたいと思ったのがきっかけですね。あえて発信しているのは、(ファンの)みんなと一緒だったらがんばれるかなと思って。ゆりあが投稿しなかったら『サボってるな』と思われますから(笑)。普段運動をしない方でも『#ゆりトレ』を見て『ゆりあちゃんがやっているならやろうかな』って運動している方もいるので、いい意味で自分のプレッシャーにもなっていますね。みんなと一緒にがんばっていると思うと、より責任をもってできる感じです」

そして姫の身体はどんどんプロレスラーらしくなっていった。

「週3~4回はジムのメニューで、残りの日は家メニューで、それぞれをAIに作ってもらっています。ジムの予定の日でも、ジムに行けなかったときは家メニューに変えてもらって。(昨年10月~11月の)欠場中もジムは行っていたんですけど、復帰するまでは投稿するのをやめていたので、久々の投稿には『復活』と載せました」(2月17日、朝6時10分公開の#2に続く)