北陸の須江正尋! 驚愕の広がりと張り出しを持つ石川が誇る若手ビルダー〜【筋肉マニアのビルダー解体筋書】




YouTubeに投稿しているボディビル解説動画が話題の筋肉マニアが、毎週一人のボディビルダーをピックアップして紹介していく連載「解体筋書」。今回は、2024年北陸甲信越ボディビル選手権優勝の櫻井蓮選手です。

【フォト】パワフルな広がりが特徴の大きな大胸筋

唯一無二に近い独特のアウトライン

櫻井選手は、2019年のNPCJ(現FWJ)のメンズフィジークノービスにて大会デビューを果たします。初戦を優勝という形で飾った彼は、マッスルゲート、JBBFのフィジークにも出場し、着々と成績を積み上げていきました。そして、2023年の石川選手権。初ボディビルの舞台に、櫻井選手は衝撃的な肉体を持ってきたのです。

長い鎖骨に被さる様に発達した僧帽筋、広い肩幅をさらに拡大する三角筋、美しい上腕のセパレートに、隙間を覆い隠さんばかりの強力な広背筋は、独特のアウトラインを形成しており、逆三角形を通り越して、六角形の様になっています。特に、フロントラットスプレッドは驚異的な広がりと張り出しをしており、上体のインパクトで言えば、須江正尋選手にも近い衝撃を受けました。メンズフィジーク時代に獲得した強みが遺憾なく発揮されており、より印象深い肉体にシフトチェンジしたうように感じます。

上体の凄まじい幅や凹凸感に比べると、下半身はややボリュームに欠けますが、四頭筋のカットは充実しており、毎年確実なインプルーブを見せているため、まだまだ伸び代を感じさせます。衝撃のボディビルデビューから1年後、さらに進化した櫻井選手は、2年目にして北陸甲信越王者となり、昨年には日本クラシックボディビル171cm以下級で6位を獲得しました。先週ご紹介した宮澤選手に続き、北陸甲信越出身のボディビルダーとして今後どんな活躍を見せてくれるのか非常に楽しみです。

今回は、櫻井蓮選手についてお話しさせていただきました。ボディビル4年目の27歳が今年はどう動くのか、目が離せませんね。

次回は、若手に全く引けを取らないマッシブさで上昇し続ける40代の星をご紹介します。お楽しみに!