YouTubeに投稿しているボディビル解説動画が話題の筋肉マニアが、毎週一人のボディビルダーをピックアップして紹介していく連載「解体筋書」。今回は、2024年全国高校生ボディビル選手権170cm以下級2位の村田圭介選手です。
日本トップクラスに匹敵するデカさ
村田選手は、信じ難いパワーを誇る若手筆頭のボディビルダーです。高校在籍当時からレッグプレス1t、ワンハンドサイドレイズ90kgなど、規格外の重量をトレーニングで扱っており、20歳となる現在の彼のパワーはそれらを更新し続けています。かつて、世界最高峰のボディビル大会Mr.Olympiaを8連覇した「伝説のボディビルダー」ロニー・コールマンが行っていたレッグプレスと同程度の重量を高校生が扱っていたと考えれば、村田選手がいかに異次元かわかります。
彼の凄さはパワーだけに留まりません。1回のトレーニングにおけるセット数はなんと40。さらに驚く事に、減量期には倍近くの60~70セットに増えるという驚異のボリューム。筋肉もさることながら、これほどまでの超高重量とハイボリュームをこなしている選手はまずいないでしょう。
そんな唯一無二のトレーニングから生み出される肉体は凄まじいサイズを誇ります。上腕や大腿部はすでに日本トップクラスに達しており、筋肉量や厚みについてもジュニア最強格と言っていいでしょう。上下のバランスも良く、サイズに関して言えば弱点はないと言い切れるかもしれません。
質感やディフィニションについては、年齢が若いこともあって課題が見られる部分ですが、彼の今後のキャリアを考えれば更なる進化が望めると思います。稀代のパワー系ビルダーとして歴史に名を残してほしいですね。
次回は、沖縄出身のバルク派ビルダーについてお話しします。お楽しみに!
写真/木村雄大


