女王・安井友梨、オールジャパンで初黒星 連覇記録は10でストップ「這い上がるところを皆さんにお見せできたら」




8月8日-9日、三重・イスのサンケイホール鈴鹿にてJBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)主催、フィットネス競技の日本一決定戦「ALL JAPAN FITNESS CHAMPIONSHIPS」が開催された。

今大会で大きな注目を集めたのが、女性らしい健康美を競うビキニフィットネスで11連覇がかかる安井友梨。国内外で結果を残し続けてきた女王の連覇記録更新は、今年も間違いないかと思われた。

【写真】オールジャパンで見せた安井の美ボディ

しかし、波乱は起こった。昨日のビキニフィットネス163cm超級で頂点に立ったのは、オールジャパン初優勝となる西村裕子(48歳、ゴールドジム新神戸兵庫所属)だった。8日に開催された年齢別クラス(ALL JAPAN FITNESS MASTERS CHAMPIONSHIPS)でオーバーオール優勝をはたした西村が勢いのまま、安井の牙城を崩した形だ。

敗戦を経た女王は何を思うのか。大会直後の安井に話を聞くと「本当にこの日を迎えられたのは、たくさんの人の支え合ってのことでした。12年間の感謝を込めてステージに立とうと思って来たので、勝ち負け関係なく、自分の思いは皆さんに伝えられたかなと思います」と、開口一番に周囲への感謝を伝えた。

優勝した西村と表彰式で握手を交わした安井

続けて「今年は本当に最後のオールジャパンだと思って挑んでいました。競技を普及するために、お仕事を全部引き受けながら競技にチャレンジしていこうと今年は決めていたので。求めていただいたら全部出る、という中でコンディションコントロールを100%できなかったのかなと思います」と大会挑戦までの経緯を振り返り、自身の至らなさに悔しさをにじませた。

「この結果を受け止めて、改善できるところを改善していきます。失敗からしか学べないので、この結果をいかに糧にして前を向いていけるのか。今はグラチャンに向けてがんばろうと思っています。今年はドラマティックな2026年になるのかなと。ここから立ち上がって、世界一への挑戦権をグラチャンでつかんで、這い上がるところを皆さんにお見せできたらと思っています」

本人が語るように、10月11日には身長無差別のフィットネス競技日本一決定戦『JBBF FITNESS JAPAN GRAND CHAMPIONSHIPS 2026』(グラチャン)が控えており、同大会と今回のオールジャパン選手権の結果をふまえ、世界選手権の日本代表が選考される。ここから見せる安井のステージに注目していきたい。