20代後半から始めたボディメイクでプロの頂点へ サマスタ優勝・村主果穂の“美の探求”




俳優・金子賢氏が「トレーニングや身体作りの文化を通して、健康に対する意識や個々の自信や目標を持つことのすばらしさを知ってほしい」という思いから立ち上げたボディコンテスト「SUMMER STYLE AWARD」(SSA/サマー・スタイル・アワード)。そのプロ戦「JAPAN PRO CHAMPIONSHIP」が8月2日、埼玉・三郷市文化会館 大ホールで開催された。

【写真】村主がプロ戦で見せたビューティーボディ

主催の金子氏が自ら考案した、日本初のモノキニ(ワンピース型水着)コンテスト「ビューティーフィットネスモデル部門」で優勝に輝いたのは、村主果穂だ。

彼女がプロ戦に出場するのは、今回で3回目。2025年夏の大会で3位、2025年冬の大会で5位と悔しい思いを重ねてきた末の優勝に、「そうそうたるメンバーの中で優勝できたことが本当にうれしいです」と喜びを爆発させた。

冬のプロ戦終了後から、優勝を目標にトレーニングとポージングの練習を重ねてきた。中でも力を入れたのは、アウトラインの強化だ。

「冬のプロ戦で上位の選手たちと並んだ際、Vシェイプや肩・お尻の丸み、背中の厚みなど、アウトライン全体を強化する必要があると痛感しました。そこで、トレーナーのケイトさんの指導のもとでフォームを徹底的に修正し、トレーニングに取り組んできました」

さらに、自ら選んだ楽曲に合わせて魅力を表現する「フリーポーズ」にも力を注いだ。

「自分の世界観や個性を表現できるフリーポーズがすごく好きで、練習にも一層力が入りました。楽曲は『‎Still Here (feat. Tiffany Aris)』を選び、“芯を強く持ち、強さの中に美しさを秘めている”という、私にとっての“ビューティー”を表現しました」

村主がボディメイクを始めたのは、2024年の4月。もともとファッションが好きで「服を綺麗に着こなせる体型でいたい」と思ったことがきっかけだった。

「20代後半になり、服を着た時にシルエットがぼんやりしてきたと感じたのが始まりです。以前からパーソナルトレーニングにも興味があったので、近所のジムへ体験に行ってみたところ、想像以上に楽しくて一気にハマっていきました」

トレーニングによって身体面だけでなく精神面にも好変化が生まれた。

「当時はデスクワークで身体を動かしていなかったので、身体を動かすこと自体が心地よく、気持ちもスッキリしました。翌日にしっかり筋肉痛が来ると『効いているな』と感じてうれしかったです。落ち込んだ時も、無我夢中でトレーニングをすると悩みが和らぎます」

インタビューの中で繰り返し、周囲への感謝を口にしていた村主。「優勝してサポーターさんを舞台上に呼ぶことができ、ようやく少し恩返しができたかな」とはにかむ彼女は、次戦でチャンピオンとして挑戦者を迎え撃つこととなる。

「アウトラインももっと改善できるとフィードバックをいただいたので、次戦はチャレンジャーの気持ちで臨みます。また今回、フリーポーズをたくさん褒めていただき、本当にうれしかったので、見てくださる方に感動を与えられるようなステージングを追求していきたいです」

追う立場から追われる立場になっても、その熱い情熱が冷めることはない。観客を魅了する最高のステージを目指して、自分らしい“美の探求”はまだ始まったばかりだ。