ボディメイクに欠かせない鶏の胸肉を、おいしく簡単に味わえるレシピを毎日更新!
ふるさと生活・健美食研究家、やまなか順子‵の「胸肉365」。本日はおもてなし! 野菜の力を感じる春の七草汁をご紹介。
ふるさと生活・健美食研究家、やまなか順子‵の「胸肉365」。本日はおもてなし! 野菜の力を感じる春の七草汁をご紹介。
お米の変わりに胸肉でジューシーに
1月7日は七草(ななくさ)。古代より日本では、年初に雪の間から芽を出した草を摘む「若菜摘み」という風習がある。古歌に「せりなずな 御形はこべら 仏の座 すずなすずしろ これぞ 七草」春の七草の歌にもなって広まった。7種の野菜を刻んで入れたおかゆを「七草粥」といい、邪気を払い万病を除く占いとして食べる。お正月の御節料理で疲れた胃を休め、野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養素を補うという効能もあります。今日のレシピはお米の変わりが胸肉です。小さく切った胸肉に七草鳥スープを注ぐだけ。七草粥ではなく七草汁に仕上がります。七草の根や葉の野菜の力を感じるスープです。お米を入れていただければ七草粥になります。
①材料は春の七草です。芹(せり)・薺(なずな)・御形(ごぎょう)(ハハコグサ)・繁縷(はこべら)・仏(ほとけ) の座(タビラコ)・菘(すずな)(カブ)・蘿蔔(すずしろ)(ダイコン)。調味料は塩だけです。
②七草の根を洗い、野菜の形がわかるように切ります。
③湯を湧かしたら、小さじ1の塩、胸肉を入れ、火をとめる。ジューシー胸肉をつります。
④10分放置し、火が通った胸肉をサイコロにカットします。
⑤ジューシー胸肉のスープで切った根菜を入れ、1分で火をとめます。
⑥火を止めたスープに小さく切った他の野菜を入れます。
⑦ほんのりきいた塩味、ジューシー胸肉の旨味が絶妙なスープを器に注ぎます。
野菜の力を感じるスープを召し上がれ。
【完成】
シンプルにそのまま召し上がってください。
ジューシー胸肉の作り方はこちら。
料理・撮影・スタイリング・文/やまなか順子‵
ふるさと生活・健美食研究家、133代奄美観光大使。奄美群島の100歳長寿の生き方や知恵、食文化、民俗学、シャーマニズムなどを17年間取材・撮影。その活動のなかで古来からの自然調味料、月の満ち欠けのリズムに合わせた食生活や旬食材の調理法を学ぶ。伝統文化を体感する島旅「あまなび」や「長寿の島のさしすせそ展」「島ちょく!」など、地域ブランディングプロデューサーとしても全国で講演活動、イベントを展開中。