大会なんて出なければと、頭によぎったけれども……【マッスルゲート】




4/9(日)、埼玉・久喜総合文化会館にて『マッスルゲート北関東大会1』が開催された。コンテストの登竜門イベントであるマッスルゲートは、昨年に続いて2023年も日本各地で開催されることになっており、今大会が3月の埼玉大会に続いて4戦目。多くのトレーニングビギナーが参戦。ここでは、出場者のコメントを紹介する。

一人でやっているようで、団体戦

今年もマッスルゲート開幕戦から約2か月が経過。年々その盛り上がりは増しているが、今の北関東大会からは、さらに大きな変化が訪れた。そう、声出しの解禁である。
新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針の変更により、ボディコンテストの名物でありながら禁止されてきた声援を、来場した観客が選手へ届けることが可能になった。そんな応援を受けてステージに立ったのが、ビキニ一般部で優勝した小野寺紗希さんだ。

大会後にInstagramを更新した彼女は、「たった数分間のステージのために長い月日をかけて、辛い思いをたくさんして作り上げてきました。何度も大会なんて出なければ…と頭をよぎったけれども、大会が終わって思うのは大会楽しいー!!またステージに立ちたい!!ってなってしまうのです不思議なことに(笑)。みんなが居てくれたから辛い減量も乗り越えられたし、みんなが応援してくれたからステージも思う存分楽しめた」と、その思いを綴っている。

仲間がいるからこそ、頑張れる。そんな思いを見事で表現して大きな勲章を勝ち取った小野寺さん。ボディコンテストは究極の個人戦だと言われるが、全員が本当の意味で一人で戦っているわけではなく、必ず誰かの支えがある中でステージに立っていることだろう。
それゆえに彼女も、「一人でやっているようで、団体戦」とコメント。「周りの人たちの支えがなければ、こんな素敵な思い出は作れませんでした。本当にありがとうございました!今まで悔しい思いをしながらステージから戻ってくることばかりでしたが、今回は笑顔でみんなのところに戻り祝福してもらえたことが感慨深かったです」と、周囲への感謝の思いを輝く笑顔とともに残し、大会を締めくくった。