【胸肉365 vol.110】やつがしらと厚揚げの味噌煮




ボディメイクに欠かせない鶏の胸肉を、おいしく簡単に味わえるレシピを毎日更新!
ふるさと生活・健美食研究家、やまなか順子‵の「胸肉365」。本日はやつがしらと厚揚げの味噌煮をご紹介。

お正月を彩ってくれるほくほくおせち料理

やつがしら(八頭)がお正月料理として使われる理由は、末広がりの「八」と、子孫繁栄、人の「頭」になるようにという縁起からで、おせち料理によく使われます。子芋が親子とひとつになるその姿が、頭が八つ固まっているように見えることからヤツガシラと名づけられたようです。そして里芋を勝る栄養成分。カルシウムや炭水化物、リン、などが豊富で食物繊維がおおく含まれています。栄養効果として骨・歯の強化、神経の興奮抑制、血圧上昇抑制、消化促進効果などが期待されている食材でもあります。里芋としては少し高価な食材です。


①材料はやつがしら、厚揚げ。調味料は塩、味噌、蜂蜜、昆布を使います。


②塩を入れて沸騰させます。


③やつがしらの皮をむき、食べやすいサイズに切り、煮ます。


④5分ほど煮たら、湯を捨てます。


⑤やつがしらと々くらいに切り分けます。


⑥昆布を入れた鍋に厚揚げ、一度茹でた八頭芋、胸肉と一緒に煮ます。


⑦胸肉がピンク色になったら味噌、蜂蜜を入れて、ひと煮立ちさせたら蓋をして、余熱で胸肉に火をいれたら完成。

【完成】

ねばりの強い八頭芋と厚揚げ、胸肉が優しく美味し料理です。

ジューシー胸肉の作り方はこちら。

料理・撮影・スタイリング・文/やまなか順子‵

ふるさと生活・健美食研究家、133代奄美観光大使。奄美群島の100歳長寿の生き方や知恵、食文化、民俗学、シャーマニズムなどを17年間取材・撮影。その活動のなかで古来からの自然調味料、月の満ち欠けのリズムに合わせた食生活や旬食材の調理法を学ぶ。伝統文化を体感する島旅「あまなび」や「長寿の島のさしすせそ展」「島ちょく!」など、地域ブランディングプロデューサーとしても全国で講演活動、イベントを展開中。