5月27日（土）に開催されたBEST BODY JAPAN（ベストボディジャパン/BBJ）盛岡大会。ミス・ベストボディ部門レディースクラスに出場し優勝をはたした宮田まりは、今大会がBBJ公認講師となってからの初陣だった。大会までの期間は選手と講師の活動を並行することに難しさを感じたものの、収穫が多い期間となったようだ。
【フォト】美ボディを誇るBBJ公認講師・宮田のステージショット
「今までは選手としての準備だけをしていましたが、講師になって生徒さんと関わるようになって、初心者にもベテランにも教えられるように、教えるための勉強も並行するようになりました。今後も良きお手本になれるように、みなさんと一緒に成長していけたらと思います」
今や公認講師として多くのレッスンを見守る宮田だが、コンテストに出るきっかけは些細なものだったという。
「3年前からなんとなくジムに通い始めて、当初は目的もなく筋トレをしていました。そこでInstagramでBBJを見て、『まずは挑戦してみようという』という軽い気持ちでトライしたのがきっかけです。そこで自分のなりたい姿になるために試行錯誤する、ボディメイクの魅力に気づいてのめり込みました」
熱を帯びていったトレーニングへの思い。体だけでなく、心も変わることもボディメイクの魅力だと熱く語ってくれた。
「最初は体だけが変わると思っていました。ただ、鍛える中で自分の心の変化にも気づくようになったんです。トレーニングができる環境やトレーナーさん、講師の方に感謝するようになりましたし、応援してくださる方がいるからこそ大会に出られるのだと実感しました。大人になってからここまでドキドキするのはコンテストでしか体験できないですし、大会を通して同じ目標に向かう広い世代の方と出会えるのも魅力だと思います」
感謝の気持ちが彼女の原動力となっているのだろう。最後に、そんな彼女の今後の目標を聞いてみた。
「講師として生徒さんの体と精神面をケアしていきたいです。ボディメイクを通して少しでもBBJの良さを知ってほしいですし、東北の大会はまだまだ出場者も少ないので、私がたくさんレッスンを実施して、大会に出るきっかけをつくれたらと思います」
取材・写真/森本雄大
文/中野皓太
