小橋建太が企業に健康を届ける!




「従業員の健康促進で組織は変わる!」
そんなキャッチフレーズのもと、企業を対象として仕事の合間にできるトレーニングを指導するプロジェクトが存在する。元プロレスラーの小橋建太氏が、プロレス道場の練習をもとに考案したプログラムを元に、オフィスを訪れて直接トレーニングを指導するというものだ。

今回取材させてもらったのは、フジテレビの総合事業局コンテンツ事業推進センター。こちらは主にインターネット配信やグッズ販売、経理やデータの管理などを行っている部署。
「自分はいろんなケガや病気をしてきたので、皆さんに健康の大切さをもっと伝えたい。健康であればいろんなことができます。スポーツジムに行かなくても職場で簡単に体を動かせるトレーニングもあります。会社で何時間もデスクワークをしていると、体が固まってしまって血の流れが悪くなってしまいます。2時間に1回でもいいので、これから行うレッスンをやってみてください」

こう小橋氏が挨拶してセミナーはスタート。用意するものはタオルだけ。タオルの両端をもって左右に引っ張って、それを上下に動かす。こうすることで肩の筋肉をほぐすことができる。小橋氏は現役時代のファイトそのままの熱さで、参加者のもとを回りながら「もっと引っ張って」「効いてますか?」と声をかけていきます。

イスに座ったままできる腹筋。腰をかけたままでの足上げ腹筋、呼吸法での腹筋、タオルを足の甲に乗せながら下腹部に効かせる腹筋をレクチャー。

参加者の体もだいぶ温まってきたところで2人組になってお互いにタオルを引っ張り合うトレーニング。これは腕の力だけでなく、背中の筋肉に効かせるのがポイント。「背中は老廃物がたまりやすいので、それを流してあげることでダイエットにもつながります」と小橋氏。パートナーを変えながらやることで社員同士のコミュニケーションにもなり、和気あいあいとした空気が広がっていきました。

最後はみんなで声を出しながらのスクワット。「僕らは道場では1000回ぐらいやっていましたが、今日は30回で!」(小橋氏)。きついトレーニングもみんなでやれば乗り越えられる。これは仕事でのチームワークにもつながるものかもしれません。実際、スクワット30回を終えた後の社員の皆さんは清々しい様子でした。
1日5分でもいいので、今日やったことを毎日続けてもらえればと思います。毎日続けて健康になりましょう。デスクワークの合間にやることで息抜きになっていいアイデアも出てくるかもしれませんよ」(小橋氏)

この企業向けの健康促進プログラムでは、「小橋建太に来てほしい」という企業を募集しています。詳しくはこちらでお問い合わせを→info@bizcpu.co.jp

取材・文/佐久間一彦