6月25日（日）、千葉・青葉の森公園芸術文化ホールにてSUMMER STYLE AWARD（SSA/サマスタ）千葉予選が開催された。サマスタ初出場の選手たちが成績を残す中、スポーツモデル部門でオーバーオール優勝を獲得したのが冨田稜だ。
【フォト】「プロでも闘える脚」冨田がステージで見せたマッスルボディ
彼は今回がサマスタ初出場となるが、1週間前に行なわれた関西筋肉祭で3位入賞をはたした実力者。今大会では同時開催のROOKIE CHALLENGE CUP（大会未経験、サマスタ初出場、決勝大会の出場権を得たことがない選手が出場できる大会）にはエントリーせず、千葉予選に狙いを定めてきた。
「サマスタは初でしたが、筋肉祭でプロの人たちに混ざって闘えていたので、今回は予選一本で勝負しました。1週間ではありますが、先週の大会で出してもらった課題に取り組んだ成果が出せてよかったです。講師の方とも『オーバーオール優勝を獲ろうよ』と話していたので、ひとまず安心しました」
見事に優勝を勝ち取った冨田。彼は1年前からサマスタのプロになることを目指していた。この時期の大会に狙いを定め、カテゴリをスポーツモデルに決定。それにあわせて下半身を強化してきた。
「スポーツモデルに挑戦するということで、去年から下半身強化に取り組んできました。その結果、フィードバックでは『プロでも闘えるような脚』と評価していただけました。ただ、同時に『背中が足りない』と言われたので、今後は上半身も鍛えていきます」
1年間のトレーニングの成果が表われ、見事スポーツモデルの頂点に立ったが、それに満足して終わる彼ではない。すでに次のステージに向けて歩み始めている。
「今後もスポーツモデルに挑戦していきます。サマスタももちろんですが、SNSで韓国の選手たちを見て『かっこいいな』と思ったので、いずれは海外でも闘えるような体をつくっていきたいです」
最後に大きな野望を語ってくれた冨田は、さらなる高みを目指して挑戦を続けていく。
【フォト】目標に向かって一直線。海外を目指す冨田のステージショット
