7/2(日)に兵庫・神戸ポートオアシスにて開催されたSuper Body Contest(SBC)の兵庫大会(HYOGO 04)にて、森脇哲平がSBC部門&DENIM部門の2カテゴリー制覇を達成。だが本人は、この結果を“斜め45度”と評する。
「『今日は2つぐらい優勝とって帰る!』って冗談で言うてたんですけど、まさかホンマにとれるとは、自分でもビックリしてます。去年の兵庫大会では、(細身の体が評価される)TREND部門で総合優勝をいただきましたし、自分では細身だと思っているので、今日はTRENDの連覇を狙ってここに来ました。ところが結果は、TRENDがクラス4位、(トータルの筋量が必要となる)SBC部門で総合優勝、DENIM部門でも総合優勝。デカくなりすぎちゃったんですかね?(笑)」
実際にステージに立つ森脇の姿を見ると、細身というよりは、しっかりと鍛え上げられたフィットネスらしい上半身の厚みが印象的だった。大会後の審査員からのフィードバックでは「TRENDではサイズオーバー」と指摘されたようだが、「とにかくバルクアップを目指し、しっかり増量してこの大会に照準を合わせてきた」とも話しており、狙いとは違った結果にはなったものの着実な積み上げが形となったのは間違いない。
加えてこの日は、デニムを着用するDENIMカテゴリーでも総合優勝を達成。大会後に会話をすると関西人らしいノリの良さを見せるが、DENIMのステージではうって変わってキザな雰囲気を演出。昨年の兵庫大会と合わせて男子3カテゴリーで総合優勝を獲得したことになり、関西を代表するSBCの名選手に名乗りを上げたと言っても過言ではないだろう。
「とにかく『クールな感じ』を念頭に置いてDENIM部門ではステージに立っていました。とはいえ、基本は目立ちたがり屋なんでね、それが良い感じに自然に出た雰囲気だったのかもしれません」
次に目指すところは、12月に埼玉で行なわれる決勝大会「SBC FINAL」。この日と同じように、3カテゴリーのトリプルエントリ―を考えているとのことだ。
「もともと細身のガリガリでまったく自信なんてなかったところから、筋トレで自己肯定感を爆上げさせながら、ここまで来ました(笑)。FINALのTREND部門ともなれば、細身のカテゴリーとはいえデカい人は多いと思います。4位は日々の筋トレが功を奏した良い意味の評価と捉えて、自分に合ったカテゴリーを探りながら、もっとデカくなってFINALのステージを目指します!」
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