7/16(日)に東京・かつしかシンフォニーヒルズで行なわれた『第58回東京ボディビル選手権大会』。今大会の「メンズフィジーク176cm以下級」に出場し注目を集めたのが、TBSでアナウンサーを務める齋藤慎太郎だ。鍛え上げた肉体と爽やかなルックスが融合してステージ映えは抜群。競技歴1年ながらも見事に激戦区・東京で4位入賞をはたした。
「まずは率直にうれしいなという気持ちですね。レベルの高い大会というのはわかっていましたし、去年に大会デビューしてから個人的にステップアップできているなと感じていたので。その中で結果が出てよかったです」
彼がボディメイク競技に挑戦したのは、昨年にYouTubeチャンネル「アナウンサーのゆるちゃん/たりかしch.」で企画が持ち上がったのが始まりだった。8月の『マッスルゲート東京ベイ大会』に出場して準優勝と活躍を見せると、そこからは努力が可視化できる筋トレの魅力に大ハマり。今もトレーニング街道を走り続けているというわけだ。
もともとはサッカー部出身の体育会系。男子日本ボディビル選手権V2・相澤隼人に指導を受けると、持ち前の運動神経を発揮して筋肉隆々なボディに変貌した。そんな彼の挑戦は局でも話題らしく、今大会でも自身が出演している報道番組「Nスタ」が取材に駆け付けた。
「Nスタに出ている方々は、アナウンサーを含めてフィジークという言葉を知っていると思います。普通は『フィジークって何?』という疑問から入ると思うんですけど、自分の挑戦がきっかけでフィジークがNスタで広まってきました(笑)」
トレーニングの魅力にすっかり魅了された彼は、今後もさらなる高みを見据えている。
「今回の入賞でオールジャパン選手権の切符をいただけたので、ぜひ挑戦していい経験をしたいなと思っています。結果を出すとかは今のところ考えられていないですけど、出場して何かひとつでも掴みたいですね」
彼のSNS投稿には以前から「スーツ脱いだらこの筋肉って反則ですね」「カッコよすぎです」などのコメントが殺到している。今大会での活躍により、今後彼がさらに注目されることは大いにあるだろう。“マッチョアナ”と“フィジーク”という言葉が、テレビ局の話題をさらう日も近いかもしれない。
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