激戦区・東京に集った選手たちが熱闘を繰り広げた『第58回東京ボディビル選手権』(7/16開催)。今大会で「ボディフィットネス158cm超級」の頂点に立ったのが鈴木琴子、39歳だ。
【フォト】SNS番長が東京で舞う。鈴木が見せたステージショット
笑顔溢れるステージで会場を魅了すると、2021年以来となる東京での栄冠をゲット。以前はビキニフィットネスでの挑戦だったが、今回はより筋量が必要とされるボディフィットネスで新境地を開いてみせた。
まさに“フィットネス女子”と言える彼女だが、ステージとは別のもうひとつの顔がある。Twitterでは「こっとん」の名で投稿を続け、フォロワーは9000人以上と人気を博しているのだ。
「選手としてツイートしているわけではなくて、個人として日々のトレーニングの内容や起こったこと、筋トレ以外のこともつぶやいています。筋トレ以外だと特撮モノと昆虫が大好きです(笑)」
SNSを覗くと筋トレや多彩な趣味でタイムラインが彩られている。その光景が表わす通り、彼女の人生は筋トレ一辺倒ではないと言えるだろう。そんな中、「楽しい人生を過ごす」という大目標に筋トレはたしかなプラスになっている。
「やっぱりよく言われる『筋肉は裏切らない』じゃないですけど、がんばった分だけ体が変わっていくことが楽しくて、続けることができていると思います。昆虫や特撮は見る楽しさがありますけど、筋トレは自分が動くことで成長を感じられることが魅力です」
「ちなみに筋トレ中は特撮の曲を聴いたりします」と笑う彼女。“マッチョ”になり自身の向上を感じるほどに、人生の充実感も増していくのだろう。最後に今後の目標について問うと、さらなる高みを見据えて力を込めた。
「次はオールジャパン選手権に出るので、そこで3位以内に入賞することが目標です。オールジャパンもボディフィットネスで出るので、目標に向かってがんばっていきます」
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