深夜2時まで続けたトレーニング。優勝を実現させた執念の追い込み




7/16(日)、栃木・佐野市文化会館にて開催されたSUMMER STYLE AWARD(SSA/サマスタ)栃木予選。SPORTS MODEL部門でオーバーオール優勝を獲得した米原聖貴は、深夜2時までおよぶほどのトレーニングを行ない、この大会に向けて体をつくり上げてきた。

【フォト】HIITトレーニングで磨きぬいた脚。米原聖貴のステージショット

「ほぼ毎日ジムに通ってトレーニングをしていました。とくに、途中で脚の絞りが足りないと感じてからは、1時間半の筋トレと50分の有酸素運動に加えて、エアロバイクでのHIITトレーニング(高強度インターバルトレーニング)も追加しました。バイクHIITでは30秒間全力で漕いで、その後15秒間ゆるく漕ぐというのを8セット、ひたすらやり続けました」

そうした努力の結果、大会当日は見事な脚を見せつけた米原。ハードな追い込みを続ける中、彼を突き動かしたのは優勝への思いだった。

「大会を目指し始めた3月にSNSで優勝宣言したんです。宣言した以上はやり切らないと『口だけだな』と言われてしまうので、有言実行してカッコイイ姿を見せたいと思いながら取り組みました」

そして迎えた栃木予選のステージ。米原はSPORTS MODEL部門middleクラスで優勝をはたすと、オーバーオール優勝も勝ち取った。しかし、彼は決して満足することはない。

「今回は最後の1か月で、脚を絞るために焦って追い込んだこともあり、上半身の筋量も減ってしまいました。次は計画的に減量して、筋量を維持しつつ絞っていきたいです」

向上心を持ち続ける彼の次なる目標は日本一。今年は大会出場の予定はないと語るが、すでに大きな目標に向けて踏み出している。

「今回の自分を振り返って、完全に満足したかというとそうではありません。自分の満足いく体であればもっと上を目指せると思うので、次は余裕をもって完璧に仕上げたいです」

【フォトは次のページへ】目指すは理想の体。ストイックに磨かれた米原のボディ