“100年に一人の逸材”棚橋弘至との京都統一ヘビー級選手権【ミドルエイジの挑戦/レイザーラモンHG #2】




「相方(RG)は、エセデスマッチみたいなことをやるバリバリのコミック派(笑)」

――そこからウエイトトレーニングも行なうようになったんですね。

「器具を使ったトレーニングを初めてやりました。大学の中に自由に使えるトレーニングルームがあったので、そこで黙々とやっていましたね。体育会系の友だちに教わりながら、徐々に体重が増えていきました」

――学生プロレスはコミカルなタイプと本格派のタイプに分かれますが、HGさんの当時のリングネームである『ギブアップ住谷』はバリバリの本格派だったそうですね。

「そうですね。すごく身体能力が高い人とか体が大きい人とか本格派が揃っていて、盛り上がっていましたね。同じ同好会にいた相方(RG)は、エセデスマッチみたいなことをやるバリバリのコミック派でした(笑)。でもリングではコミックでも、プライベートではイケていたんですよ。バイクに乗ってバンドもやって、髪の毛めっちゃ長くて古着のジーパン履いて、みたいな」

――それは意外ですね。新日本プロレスのエース・棚橋弘至選手は同時期にプロレス同好会に在籍していた後輩とのことですが、棚橋選手とは何回くらい対戦しているんですか。

「シングルマッチだと1回ですかね。僕が京都統一ヘビー級というタイトルを持っている時に棚橋が挑戦してきて、負けてベルトを獲られました。タッグマッチでも何回か闘っています」

◆プロレスは確実にお笑いに活きています