北海道美人が赤ドレスをまとうマーメイドに変身。ラストステージへ、課題は筋量アップ【SBC札幌】




王道部門とも言えるビキニでのSBC部門や細身のボディが評価されるTREND部門、“砂時計ボディ”がキーワードのTIGHT部門(タイトドレス着用カテゴリ―)など、さまざまなカテゴリーに分かれて鍛え上げてきたボディを競うSuper Body Contest(SBC)。2023年の第6戦となる札幌大会では、前回の兵庫大会から新たに加わった、ロングドレスの「MERMAID部門」も開催され、地元・北海道在住の蕨由香がChampion of the show(総合優勝)に輝いた。

【フォト】ドレスとビキニの2カテゴリーに出場した蕨のステージショット

「以前はベストボディジャパンに出場していましたが、2019年からSBCがスタートしたということで、翌年から出場しようと思っていました。ところがコロナ禍で2020年は大会が開催されず(※オンラインコンテストは開催)、縁があって『ミセスオブザイヤー』というコンテストに出場することになりました。その中で、今年からSBCではロングドレスのMERMAID部門がスタートするということで、この札幌大会に出場を決めました」

もともとバックダンサーやウエディングモデルなどで活躍し、芸能事務所に所属してイベント出演などを重ねてきた彼女。2021年のミセスオブザイヤーでは北海道大会でグランプリと、日本大会で特別賞を受賞し、今春は世界大会にも出場した。つねに“美”と向き合ってきただけに、この日もステージの存在感は抜群。ただ、大会後に話を聞くとこぼれてくるのは反省の弁ばかりだった。

「ちょっと痩せすぎてしまって筋量も足りず、どちらかと言えばTREND部門のほうが合うのかなと思っていました。それに加えてフリーポーズが頭から飛んで間違えてしまい……なので、こうして賞をいただけたのは正直驚いています」

本人はそう話すものの、小顔でスラっとしたボディラインに加え、これまでもドレスを着用して多くのステージに立ってきており、経験豊富な彼女のステージングは観る者の印象には強く残るものであった。総合優勝、そして同時に獲得したベストパフォーマンス賞も納得と言えるだろう。

今後、SBCでさらなる活躍を期待したいところだが、「コンテストは今年で最後の挑戦と決めているんです」とのことで、決勝大会として12月に埼玉で行われる「SBC FINAL」がラストステージになるようだ。

「残りあと4か月ほどあるので、まずは筋量アップ。もうちょっと筋肉がくっきり見えるようにしたいです。あとは、今日間違えてしまったポージング。FINALでは、しっかりと頭に叩き込んで、悔いの残らないステージにしたいと思います」

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