「掛け声」など選手の気持ちを盛り立てる応援の声が飛び交うことは、コロナ禍が空けた今、再びボディコンテストの日常として戻ってきている。だが、いわゆる“黄色い声援”が集まるのは、コロナ前を含めてもなかなか珍しい。8/12(土)に東京・江戸川区総合文化センターにて行なわれたSuper Body Contest(SBC)の東京大会(TOKYO 07)、その声援の中心にいたのは、アイドルグループ「B2takes!!」所属のIGU(イグ)であった。
【フォト60枚】声援を集めたIGUのセクシー&ナルシストなポージング
「初めて出させていただいた大会だったので、めちゃくちゃ緊張しました。今日はTREND部門とDENIM部門の2カテゴリーにエントリーしたこともあり、ポージングがごっちゃになったらどうしようと思っていて、ちょっと練習が足りなかったかなという反省点もあります」
大会後にファンとの交流を終え、さわやかな笑顔でそう話したIGU。「練習が足りなかった」と本人は言うものの、とくにDENIM部門で魅せた色っぽくセクシーなフリーポーズは、会場に集まったファンはもちろん、男性が見ていても素直に「かっこいい」と感じるものであった。
「このカテゴリーのコンセプトである“ナルシストさ”は大事なのかなと思って。“自分はかっこいいぞ!”という気持ちでやらせていただきました。たくさんのファンの方が見に来てくださっていたので、皆さんにも楽しんでもらえるようなパフォーマンスを意識したので、それがうまく出せたのかなと思います」
結果として、細身のボディが評価されるTREND部門は5位であったが、「デニムが似合うカラダ」が評価されるDENIM部門では9人が出場したEPIC(男子18歳~39歳)クラスで見事優勝。さらに、この日にもっとも輝かしいパフォーマンスを見せた選手に贈られる「ベストパフォーマンス賞」も獲得した。
大きな声援を力に変え、見事な栄誉を勝ちとったIGU。「食べるのが大好きですし、減量は正直苦手」と言うものの、「ポージングはもっと練習して突き詰め、体をもっと絞り込み、今日の反省点は決勝大会でリベンジしたい」とさらに上を目指してパフォーマンスを改良していくと力強く宣言。12月、埼玉で行なわれる「SBC FINAL」では、より輝かしい姿を見せてくれるはずだ。
「アイドル活動をしながらの体づくりは、今回はリリースイベントと重なり難しいところもあったのですが、ファンの皆さんの応援があるからこそがんばれました。アイドルをしながら体を鍛えてコンテストに出ている人はなかなかいないと思います。なので、僕がその先陣を切ってそういう姿を見せていったら、もっと元気を与えていったりできるのかなって。アイドルでマッチョの唯一無二な人間になれるようにがんばっていくので、これからも応援よろしくお願いします!」