食事に新たな選択肢。コンディショニング、ロカボ、エネルギー補給と多才なギョーザを実食




今年も開催されたフィットネスの祭典「SPORTEC(スポルテック)」(8月2日~4日)。業界の最先端が集うこの場所に、ギョーザで有名な味の素冷凍食品株式会社が出展していました。

味の素冷凍食品株式会社のブースに並んでいたのは、食事管理をしている方はあまり口にすることが多くないであろうギョーザ。とはいえ、もちろんただのギョーザではなく、「コンディショニングギョーザ」「ロカボギョーザ」「エナジーギョーザ」といったボディメイク中の方でも食べられそうなものばかり。さっそくアスリートたちからも好評の「For ATHLETE®」シリーズのギョーザと、糖質コントロールが可能な「ロカボ®ギョーザ」を試食しました。

まずは1個当たりタンパク質2.0g、脂質1.0gが摂れる6種類の野菜を使用した「For ATHLETE®」コンディショニングギョーザ®から。担当者さんのお話によると、「試合前や試合後に食べてもらえるような設計にしました」とのことで、エネルギーの補給やリカバリーに一役買ってくれます。食べてみると、中身がぎっしり詰まっていて肉厚な印象を受けました。ギョーザといえば、1食で5個、6個とペロリと食べてしまうもの。合計で見るとタンパク質も相当量を摂取できるでしょう。運動後のリカバリーにギョーザというのは新たな可能性を感じます。

続いては「For ATHLETE®」エナジーギョーザ®。こちらは米粉の皮が使用され、炭水化物(4.1g/個)、ビタミンB1(0.22mg/個)、脂質(0.9g/個)を摂取できるギョーザとなっています。効率よくエネルギーを補給したい方の他、子どもの食事作りに悩んでいる親御さんのニーズにも適していそうです。食べてみるとスパイシーな味付けで、つい1個、2個と食べたくなります。まさにエナジーがみなぎりそうなギョーザでした。

最後は「ロカボ®ギョーザ」をいただきます。こちらは担当者さんによると、「ダイエット向けとして期待されているロカボの商品は、需要が多いのではないかということで開発に至りました」とのこと。糖質が気になる方にもうれしいギョーザですが、「糖質コントロールだからおいしくない」なんてことは一切ナシ。1個あたり糖質1.9g、カロリー32kcalなのに、ロカボ仕様とは思えないほど食べ応えがあってジューシーです。水も油も不要、フライパンに並べてフタをしたら中火で5分焼くだけの簡単調理なので、手間がかからないのもメリットでしょう。

今回試食したギョーザは、味の素冷凍食品公式オンラインストアなどで販売中。「プロテイン入り」という切り口だけでも多様な健康食品が登場している昨今。さまざまな用途に合わせたギョーザが登場したとあれば、今後さらに細分化したニーズに合わせた食品が生まれてくるのかもしれません。食品業界の今後の動向に期待したいところです。

◆味の素冷凍食品のオンラインストアはこちら

取材・写真/森本雄大
文/シュー・ハヤシ