「自分が優勝だなんて信じられない」
8月20日(日)、福生市民会館で行なわれたSHAPE FIT FESTIVAL(以下SFF)のOne Shape 男性部門 Shortクラスで優勝した川島龍也は、どこか優勝した実感を持てていない様子だった。
【フォト】ONE SHAPE 男性部門 Shortクラスの初代王者に輝いた川島のボディショット
「正直、優勝できるとは思っていなかったので、名前が呼ばれた瞬間パニックとまではいかないのですがすごくびっくりしました」
こう話す川島は今大会が初のコンテスト出場となったようで、出場のきっかけは主催者である“なーすけ”の影響が大きかった。
「なーすけさんの動画を昔から見ていて、いつも力をもらっていました。とはいえ筋トレは趣味でやっていたので、大会に興味はあったもののなかなか一歩が踏み出せなかったんです。そんな中でSFFが開催されると知ってこれを機にコンテストデビューしてみようと思い、本格的にトレーニングを開始しました」
当初は右も左もわからない状態だった。しかし、周囲からの支えのおかげでステージに立てるまでに成長できたと振り返る。
「知識ゼロの状態で始めたのですが、他の団体で大会に出ている友人や、スポーツをやっている友人からアドバイスをもらったことで徐々に知識も深まり、今まで以上に体を鍛えるのが楽しくなったような気がします」
「自分ひとりじゃここまで来れなかった」と、周囲からのサポートのありがたみを噛みしめる川島は、来年のSFFにも挑戦したいと意気込む。
「今回はたまたま優勝という結果をいただきましたが、次回は今回よりもいい体に仕上げて挑戦したいです。もっとサイズを上げてフィジークにも挑戦してみたいと思ったりもしています」
感謝が人をさらに強くする。それを体現した川島は、今後SFFだけでなくさまざまな大会で活躍する選手へと成長する可能性を秘めている。