「また同じ選手たちと戦っても次勝てるかはわからないです」
BEST BODY JAPAN横浜大会(8月20日開催)ベストボディ・ジャパン部門フレッシャーズクラスで優勝をはたした古谷田鴻太は、グランプリを獲得しても気持ちに一切の緩みはなかった。
【フォト】美ボディ&マッチョが集結。BBJ横浜大会の全入賞者
筋トレを始めたのは20歳から。最初は趣味程度のものだったが、それがいつしか古谷田の人生にとって欠かせないものとなった。
「ボディメイクのために本格的に始めたのは3年前からです。最初は運動不足解消のためにやっていたんですけど、体に変化が現われるのが楽しくてどんどんハマっていきました」
筋トレが生活の一部となったことで、大学卒業後はそのままトレーナーの道へと進んだ。「自分自身が体を鍛えて変わることができたので、その経験を他の人にも体感してほしくて。おかげさまでトレーナーは今年で4年目になります」とフィットネスを通じての好影響を伝えている。今回のグランプリ獲得で仕事にもさらに精が出そうだ。
「トレーナーとして活動している以上、今回のような結果を得ることができてよかったと思います。お客様の中には実際に大会に出場する方もいるので、説得力のあるトレーナーへと一歩成長できたかなと思います」
今大会で手にすることができた日本大会へのチャンス。今後はシーズンの締めくくりとなるラストステージで1番を目指すため、引き続きトレーニングを積んでいきたいという。最後に、そんな古谷田にとっての筋トレの魅力を聞いた。
「やっぱり終わりがないところですかね。目標を達成したらまた新しい目標ができる、そうやってどんどん成長できるのが大きな魅力だと思います」
取材・写真/森本雄大
文/中野皓太