ムキムキなのに可愛い「筋肉アイドル」として大人気となった才木玲佳さん。2022年3月には筋肉キャラを卒業し、タレントとして新たな境地を開拓しています。
そんな才木さんがVITUP! 動画コンテンツ「美筋女子TIME」に登場し、今だから語れる筋肉アイドルとしての成功戦略を語ってくれました。
【トーク動画】ムキカワ女子はなぜヒット? 元祖筋肉アイドルが語る“ここだけの話”
2014年にアイドルグループ・Cheer1♡(チアワン)の一員としてデビューした頃は華奢だった才木さん。そこから筋トレの魅力に目覚め、気づくと筋肉アイドルの方向に進んでいたと言います。筋肉との出会いは偶然。しかし、そこから人気を集めたのは“必然”とも言えるのかもしれません。
「鍛えるのにハマって、結果的に筋肉アイドルになったんですけど、そこからどうしたら認知してもらえるかは考えたんです。私の場合ムキムキなんですけど、顔はありがたいことに可愛いと言ってもらえることも多かったですし、割と童顔。だから体はかっこよく、顔は幼くというギャップを追求しようと思いました」
髪型も幼さを意識したツインテールに変え、服装はつねにノースリーブを着用。いつでも逞しい筋肉を披露できるように、冬場も上着の下にノースリーブを仕込むほど徹底していたと言います。自らの「好き」と特徴を掛け合わせ、独自の黄金比とも言える境地を開拓しました。
「アイドルというのはか弱くて守ってあげたくなる存在。そこに真逆の強くて逞しい筋肉を掛け合わせたからよかったのかな。掛け合わせるものはかけ離れたもののほうがいいと思います」
ムキムキなのに可愛いと話題を集め、筋肉系のテレビ番組やフィットネス関連など、幅広い分野で人気を博した才木さん。成功戦略はもちろん、天真爛漫なキャラクターも彼女の魅力なのでしょう。
「とある番組のオーディションで『筋肉担当!』と言ってポーズを取った瞬間にシャツのボタンが飛んだこともありました。控室では勝手にパンプアップを始めてまわりを困らせたりとか(笑)」
好きと強みを最大限に活かし、人柄も相まって人気が爆発した才木さん。アイドルやタレントといった分野に留まらず、要素のかけ合わせ方など参考になる点が大いにあるのではないでしょうか。
筋肉キャラの卒業を惜しむ声もありましたが、明るいキャラクターや慶應義塾大学卒業の頭脳を活かし、新たな舞台でも活躍を見せてくれることでしょう。
文/森本雄大
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