「キラキラしててきれいだから」
ずっとあこがれを抱いていたというビキニ部門に初挑戦。出場したROOKIE BIKINI MODEL部門、BIKINI MODEL部門shortクラスで二冠を達成したのは、普段はダンスのインストラクターをしているという八賀明日香だ。過去にビューティーフィットネスモデル部門で入賞をはたしているものの、憧れの部門に初出場でW優勝には感慨もひとしおだ。
【フォト集】これぞステージ映えする美筋ボディ。東海帝王予選の全女性選手
ステージでは圧倒的な存在感を醸し出していたが、自分の名がチャンピオンとしてコールされるまでは不安だったという。
「私のほうからは審査員のみなさんに視線を送るんですけど、目が合わない(笑)。こっちを見てないかなと思ったりするんですけど、順位をつけてるということはちゃんと見てるんですよね。審査中、センターに移動させられた時には、キタッこれっ!て思ったんですけど、実際に表彰で名前を呼ばれるまでは不安でした」
フィットネスの世界にはまり込んでもう7年。幼少時から続けてきたダンスでの達成感の後に見つけたのがボディコンテストだった。
「ダンスでは有名ミュージシャンのバックダンサーなど行けるところまでは行けたんで、新しいことにチェレンジしたかったです」
ダンスに続き、ボディメイクの世界でも「成し遂げた」が、ダンスを教えながらの競技生活には悩みも付きまとった。
「体つきが変わるのが大変でした。増量期と減量期では12キロくらい幅があるので。増量すると踊りにくくなるし、逆に減量した大会前なんかは体が軽すぎて自分に振り回されちゃいます。だから動きも違ってくるし、とくに減量期には(ダンスの振りを)覚えられなくなってくるんですよ」
だからダンススクールの生徒たちには事情を話してレッスンに臨んだ。筆者が前半戦後の休憩時にインタビューに行った時、最後に今後の抱負を尋ねるとこのような答えが返ってきた。
「まずは今日のラストにあるオーバーオール。もっと筋肉がついたら、今度はより筋量が求められるBETTY部門に挑戦したいですね」
最後のオーバーオールも制し、今大会を見事三冠でフィニッシュ。次はBETTYの女王を狙う。
【フォト】ダンサー・八賀がステージで舞う。美ボディショットは次のページ