180人の参加者と600人の観客が詰めかけたBEST BODY JAPAN甲府大会(9月16日開催)。多くの選手が参加した今大会の中でも、ステージ上ではつらつとした笑顔を見せ、ひときわ目を引いた選手がいた。ベストボディ・ジャパン部門ガールズクラス(18歳~29歳)で準グランプリを獲得した飯田優華だ。
【フォト】地元・甲府のステージで準グランプリ。飯田のステージショット
9月2日に出場した静岡大会からひとつ順位を落としてしまったものの、地元・甲府のステージで見事な美ボディを披露した。
「パーソナルトレーナーとして自分で店舗を運営しているので、普段はブランディングのことも考えたりするのですが、今回は単純に楽しむことができました」
ステージを楽しみつつ、コンテストの経験をパーソナルトレーナーにも活かしている飯田。お客様の声は彼女がステージに立ち続ける原動力になっているのかもしれない。
「コンテストに出ていると、お客様が私の活躍をモチベーションにしてくれたり、『理想の体です』と言ってくれたりします。私みたいになりたいと言ってくれる方がたくさんいるので、つねにお客様のモチベーションになれるような体をつくれたらなと思います」
言葉の端々から彼女の思いやりが伝わってくる。そんな彼女がパーソナルトレーナーになったのは、「世の中の女性にいつまでもヘルシーでいてほしい」という思いからだった。
「小さい頃から運動好きだった影響でスポーツ系の専門学校に通うことになったのですが、勉強しているうちにボディメイクにどんどん興味が湧いてきて、パーソナルトレーナーになって女性に健康を届けたいという思いが強くなっていきました」
今後の目標を聞くと、11月に開催される日本大会への出場は迷っていることを明かしつつも「(日本大会グランプリに贈られる)ティアラが欲しい」と答えた飯田。もちろん、自らの目標を追う中でもパーソナルトレーナーとして、お客様への思いやりを忘れない。
「パーソナルトレーナーとして、今の店舗を大きくしていきたいという思いがあります。そのためにも、まずは会員様のモチベーションになり続けていきたいです」
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